2ndステージが開幕!FC今治は連勝スタートなるか!
最後の最後で追いつかれる。
真夏の真夏の真夏の、サッカー。
もう知り合いと挨拶をするたびに「暑い。」としか声が出ない日。
そんな日にFC今治の後期初のホーム戦が開催されました。
会場は、先日の豪雨による被災の影響ということで縮小されたフットボールパーク。
会場の入り口には義援金ブースと、支援物資の受付。
こちらは明日7月16日に全選手とスタッフで、南予地域にボランティアを行う際に一緒に被災地に届けるそうです。
縮小したとはいえ、初の試みもいくつか。
鈍川温泉の源泉が楽しめる足湯があったり、
この日はサポーターさんの発信により、浴衣デーということで浴衣を着て観戦する人も多くいました。
こういうちょっとした取り組みも楽しいですよね。
スタジアムに行く楽しみが増えて、また行きたくなりますよね。
こちらは小さなお子さん2人。
笑わない弟をくすぐって笑かそうとしてくれるお兄ちゃん。
暑い中でもほっこりという表現ですね。
もっと浴衣撮りたかったんですが、あまりにもあれでした。あれです。
もっといければよかったですが、また企画してもっと多くの人が来てこれるようになればいいですね。
さて、試合に行きましょう。
試合前には鶴岡良さんが「栄光の航海」を披露してくださいました。
そしてさらに試合開始前には、豪雨被害で亡くなられた被災者の方々に黙祷を捧げ、試合が始まります。
先日の監督交代により、工藤監督のホーム戦初陣。
期待と注目が高まります。
この日の注目は、先週のセカンドステージ開幕戦で2得点を挙げた背番号29番FW飯泉涼矢選手。
好調を継続したままこの日も先発出場でした。
試合は早い段階で動き始めます。
元気たっぷり飯泉選手が前線で体を張り、自分も前を向いて攻める姿勢を続ける中で迎えた前半3分。
ピントがどこに合ってるのかさえわかりませんが、載せます。
決めたのはこの男。
2試合連続ゴールとなる先制点を叩き込みました。
その後も背番号2番DF太田康介選手も前線で高い打点でのヘディングでチャンスを作ったり、
背番号24番MF三田尚希選手も前線で何度もチャンスを作り出しました。
このあとはお互い無得点で、1−0で折り返します。
ハーフタイムには、8BEAT STREET DANCE STUDIOのみなさんによるダンスパフォーマンス。
会場を盛り上げてくれました。
後半に入っても一進一退の攻防が続く中、後半11分と早い段階で工藤監督が動きます。
背番号13番玉城選手を投入すると流れが変わり始めます。
周りとも積極的なコミュニケーションをとり、雰囲気を変えに行きます。
そんな中、迎えた後半17分。
太田選手のヘディングの折り返しから、
得点シーンこそないものの、この笑顔。
みなさんご存知背番号10番FW桑島良汰選手です。
ここからは見てて笑顔になるセレブレーションを。
折り返してアシストを記録した太田選手にジャンプ。
みんな笑顔。まあ当然ですけど。
久しぶりの得点にエースの喜びが爆発します。
こういう時って、めっちゃ汗かいてるとか関係なくなりますよね。
ちょっとやったことないんでわかんないですけど、そんなこと気にならなくなるんでしょうね。
いいなぁ。
ポジションに戻るかと思いきや、振り返り笑顔でまたダッシュ。
向かった先は控え選手の場所。
みんなで熱く抱擁を交わします。
その後も、攻め立てます。
後半32分から途中交代した背番号19番FW有間潤選手のミドルシュートは枠のわずかに外。
抜け出した背番号13番MF玉城峻吾選手のシュートも、
ネットを揺らすも、オフサイドの判定。
背番号8番MF上村岬選手も積極的にゴール前に絡むも、こちらもゴールならず。
背番号18番DF小野田将人選手もどんどん自ら前へ。
惜しいシーンを決めきれず、この表情。
おしゃれで黒いミサンガしてるわけではなく、この日は被災でお亡くなりになった方への喪章をつけてのプレーでした。
2−0になった時から、よし、勝てるか!と思いますよね。
きっと会場すべてがそんな雰囲気だったのかもしれません。
ただ、みなさんご存知。
日本代表も、ベルギーを相手に2−0から後半一気に追いつかれ、逆転されるという悲劇を味わいました。
さらに、前期のヴィアティン三重との試合では、0−2から一気に3点を取り逆転勝利をした経験もあります。
つまり、勝ちを確信するにはあまりにも早かったわけです。
後半43分に1点を決められ、2−1。
さらに後半アディショナルタイムに失点。
結局2−2で試合終了。
勝ちきれずに引き分けで勝ち点1を分け合いました。
この日先発に復帰した背番号1番GK岡田慎司選手。
涙を見せるわけではないですが、やはり後半最後の10分での2失点にショックを隠せない様子でした。
それでも子供達は彼らを憧れの目で見つめます。
選手たちを見にスタジアムへかけつけ、暑くても最後まで残りこのタッチの瞬間を楽しみにするわけです。
その目を、期待を裏切ることはできないはずです。
厳しい試合となったものの、後期はまだ始まったばかり。
来週の試合が終われば1ヶ月ほど試合のない中断期間に入ります。
その中でコンデイションを整えて、後期の優勝を目指して欲しいですね。
ヴィアティンサポーターのみなさんも、多くの方々に初の夢スタを堪能していただきました。
JFL同期として切磋琢磨して、上を目指していければ最高ですね。
とにかく目の前の試合に勝つ。
工藤監督がしきりに口にするその言葉。
観客も2,188名。
厳しい数字が続きます。
まさに正念場。
この苦しい時期を乗り越えてほしい!
暑い中最後までご覧になったみなさんお疲れ様でした。
ぜひお昼寝していただいて、今晩のW杯の決勝を楽しみましょう。
そして次回は来週7月22日!ぜひスタジアムで応援しましょう!暑いですけど!