ばりじんNo.41。ハンドメイド洋服作家 やまもとゆきこさん。

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玉川に魅せられて今治にやってきたハンドメイド作家。

久しぶりのばりじんになります、41人目の紹介は、ハンドメイド洋服作家のやまもとゆきこさんです。

北海道出身の山本さんは、愛媛転勤をきっかけに、旦那様のお仕事が松山だったにもかかわらず、玉川の雰囲気特に鈍川に魅せられて今治に家を購入し、今治で有名な洋服作家さんになるという大きな目標を掲げ、現在2児のママとして家庭との両立に挑んでいます。その奮闘ぶりを、ぜひ最後までお楽しみください。

歴女(歴史好き女子)だった学生時代

ーーどちらのご出身ですか?

北海道の札幌出身です。

ーーではどうやって今治までたどり着いたんですか?

まずは大学から千葉に行きました。歴史が好きだったので、日本史を専攻していました。

ーー歴女(歴史好き女子)だったわけですね。

そうです。ただ就職するとなると、研究者とか専門職になっちゃうので、それは少し違うなと。それで次はバスガイドさんだったら、添乗しながら歴史の話も交えながら仕事ができるかなというのもあったんですけど、結局それもだめで。

結局、就職は歴史とは全然違う仕事を埼玉でしました。そのあと、主人と結婚してから、転勤で愛媛に来ることになりました。

ーー今服を作ってるので、デザインとか服飾系かと思ってたんですけど、違うんですね。

全くなかったですね。ミシンも家にあったことないです。笑

ーー愛媛に転勤でやってきて、どうして今治を選んだんですか。

愛媛に来ていろんなところに行っている時に、鈍川に行く機会があって「めちゃくちゃいい場所!ここに住みたい!」って一目惚れしちゃったんです。それで、かなりごり押しで旦那さんとここに住もうって話をして、ついには4、5年前に家を買っちゃいました。

ーーすごく気に入ったんですね。

そうです。今治ってそれまではあんまりいいイメージを聞くことがなかったんですけど、いざ来てみると、まちはコンパクトだし、イオンも近くにあるし、いい人もめちゃくちゃ多かったし。悪いところを見つけることができなかったですね。

ーーその中でしいてあげるとすれば?

ん〜。まあIKEAとかコストコとかがあればいいなというくらいですかね。それくらいしか思い浮かばないくらい今のところストレスがないですね。

ゼロからのチャレンジ。心を癒すミシン。

ーーどんなきっかけで服を作り始めたんですか。

一つは、結婚当初はお金がなくて服を満足に買えなかったからです。それともう一つは、背が高いので、自分に合う服、欲しい服がなかなか見つからなかったから自分で作るしかなかったというのもありました。

ーーそれまで経験は?

それが全然ないんですよ。だから、まずは友達からミシンを教えてもらいました。1年間くらいやったと思います。

当時を考えると、旦那さんがその時ミシンを買ってくれたのは本当に感謝ですね。

ーーデビュー作は何でしたか。

おそらくトイレの曇りガラスのカバーだったはずです。

(こちらは帽子。個性的なものが並ぶ)

ーーはじめからうまくできましたか?

ミスばっかりでしたね。前後左右が入れ替わってたりすることもよくありました。ただ、井上商店っていうめちゃくちゃ記事が安い生地屋さんがあるんです。

そこで、1m100円とかの安い記事を買って、とにかく練習でした。簡単なロングスカートだと2mでできちゃうので、200円でスカートを作って、うまくいけば、よりグレードの高い生地でちゃんとしたものを作るという流れでどんどん作っていきました。

ーー疲れたりしなかったですか。

逆でしたね。ミシンをしていると、無心になれるんです。だから、嫌なことがあったりすると逆にずっとミシンに向かってました。忘れることができたので。

ーーそうなんですね。服を作ってどんな心境の変化がありましたか。

8年前くらいにスタートしたんですけど、はじめは無心になることだったり、自分の服を作れたりで、自己満足としての服作りでした。

それが少しずつですが、これで自分が自立できたらなと思うようになり、友達や知り合いの洋服を作るようになりました。

(花柄を使ったもの、オーバーサイズでゆったり着れるものが多い。)

今治で一番有名なハンドメイド洋服作家に

ーーもう8年目となっているハンドメイドも、今はどんな状況ですか。

今は口コミでお友達だったり、Instagramでオーダーしてくれたりという感じです。既製品のものと、その人にあったオーダーメイドとどちらもやっています。

ーーイベントに出店とかもされていますか。

まだあまりできてないですね。イベントになると、本当に準備が大変で。今幼稚園の娘と、2歳の息子がいるので、子どもたちが寝てる間の作業となるとかなり時間が限られるので体力が削られてしまうんです。

ただ、今年はちょっと頑張って出店していこうと思います。

(長男くんはずっとカメラ目線。仲良くなりました。)

ーーママとの両立なかなか難しくないですか。

まだ子どもも小さいので、なかなか自分の時間を確保するのは難しいですね。

ーー1日のスケジュールはどんな感じですか。

4:00   ミシン作業
5:30   夫と娘の弁当作り
8:00   お見送りなど
9:00   少しのんびり(庭で遊んだり、お買い物)
12:00 昼食
15:00 娘のお迎え→一緒にしまじろう
17:00 晩御飯準備
18:00 夕飯
19:00 お風呂など
20:00 寝かしつけ→だいたい寝落ちしてしまう
21:00 頑張れば1時間くらい作業

(鉛筆を顔にぶすっと差してくるくらい仲良くなりました。)

ーーやっぱりハードですね。笑

とくにイベントとか、オーダーが立て込んでいるときはもっと作業時間をとるので、時間がなくてつらいですね。ただ、さっきもいいましたけど、子育て中のストレスも、ミシンと向き合っていると無心になってストレス解消にもなるんですよね。

それだけでも十分なのに、やっぱり喜んでくれる人の姿が想像できると、人の役に立てている実感もあるので、嬉しくて頑張れます。

ーー女性向けのものを作っているんですか。

今は女性だけですね。ゆったりシルエットなので、男性でも着れるものはもちろんあるんですけどね。

ーーこれからどんな服を作っていきたいですか。

少しずつですが着物を使った服を作り始めています。着物をほどいて、つないで、それを服に取り入れる。眠っている着物も多くあると聞いてますので、それを掘り起こして、また息を吹き込むこともしていきたいですね。

(着物の記事を取り入れたスカート)

ーーそれでも第一優先は家族。

それは変わらないですね。もちろん服を作ることも生きがいになっていますが、子どもたちにとってママとの時間は大切だと思うので、いれるだけ一緒にいてあげたいですね。

ーーお子さんが大きくなればもっと作れるようになりますね。

今はまだまだ本当に知名度もない状態です。今年から少しずつイベントにも出店しながら、知名度をあげつつ、子ども成長と一緒に時間も増えてくるので、目指すは今治で一番有名なハンドメイドの洋服作家になることですね。

ーー目標大きいですね。

これを仕事にして、もっと多くの人に、それぞれに合った洋服を作れればいいですね。

(上のTシャツ、スカート、帽子とすべて自作の服)

ーー今日はありがとうございました。

こちらこそありがとうございました。

 

ご自宅へお伺いさせていただき、息子さんと遊びながら取材させていただきました。

作業スペースは、「ひどすぎる」ということで撮影できませんでしたが、やまもとさんの人生と一緒に、酸いも甘いも経験したミシンとのシーンもお伝えしたかったところです。

鈍川に魅せられて、今治に移住し、素敵な玉川ライフを送りながら作り出される洋服は、優しく、遊び心もあり、着る人を楽しませるものでした。

ぜひイベント等で見つけたら、お声かけしてみてください。

 

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