唯一無二の今治のキャプテン。背番号3番DF金井龍生選手。
今治を愛する今治のキャプテン。
W杯開催記念、FC今治選手紹介全力取材企画。
第19弾最終日は、背番号3番DF金井龍生選手です。
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ぜひお祭りに参加していただき、サッカー熱を盛り上げていきましょう。
最終日の今日は金井選手のご紹介です。
本日まで長いお時間お付き合いいただきありがとうございました。ぜひ最後までご覧ください。
怪我を経験するも、次につながる昨シーズン
ーー昨シーズンのチームを振り返っていただけますか。
「やっぱり勝負どころで勝てなかったところが昇格できなかった要因でした。前期はなかなか結果に結びつかなかったのは、チームとして初めてのJFLだったので慣れない部分もあったのかもしれません。」
ーー後期から少しずつ変わってきた。
「慣れてきたところはあると思います。それに、夢スタというスタジアムができたということもあり、状況が大きく変化したと思います。ただ、大事なところでつかまなきゃいけない、大きなものをとりこぼしたシーズンだったかなと思います。」
ーー個人としてはどんなシーズンでしたか。
「怪我ですね。応援してくれる人がたくさんいる中で、練習も含めてチームのそばにもいることができず、役に立てなかったですからね。悔しかったです。」
(FC今治公式Facebookより)
ーーやっぱり悔しいですよね。
「サッカー選手なので、ピッチで活躍することが全てです。なってしまったものは仕方ないですけど、やっぱり原因はあったのかなと、自分を見直す機会になったかなとも思います。」
ーー試合中の怪我にも原因がある?
「怪我も必然だったと思ってます。準備の部分かプレーの部分かはわかんないですけど、自分に矢印を向けないと前に進まないですよね。」
ーー消化不良のシーズンだった。
「そうとは思わないです。怪我でさえも次につながる大きな1年だったと思っています。」
なんとかチームに貢献を。
ーー今シーズンのチームの雰囲気はどんな風に感じてますか。
「JFLの経験者も入ってきたし、ピッチ内の競争意識は高まってるので、切磋琢磨して全体のレベルアップにつながるかなと思ってます。」
ーー大学から加入した若い選手も多い。
「学生とプロの世界は大きく違うと思ってます。お金を払って試合に見に来てくれるお客さんがいるので。そういった部分のモラルだったり、見られている環境にいるということは、意識して声かけとかはするようにしてます。」
ーーファン・サポーターへの挨拶など、言葉がとてもチームのことを考えているように見える。
「どうなったらチームがよくなるかというのは、常に考えています。チームが良くなるだけではダメで、結果が出ないと意味ないんですけどね。」
ーーチームとしてはまだまだ?
「前期は成績が奮ってないですし、夢スタでの勝利が少ないことはすごく悔しいですね。ただ、まだ何も終わってないんですよ。」
ーー先を見据えている。
「もちろん昇格というのは最低限の目標で、後期の成績に全てかかってくるんですけど、じゃあ昇格するだけでいいのかと。選手はそれで満足なのかって思うと、そんなわけないんですよね。みんなもっと上を見てるし、目指さなきゃいけない。じゃあ今何をするべきなのかって。」
(FC今治公式Facebookより)
ーー昇格のイメージができている。
「全員がもってると思いますよ。まだまだやれるし、やらなきゃいけないんですよ。目の前のことを1つずつクリアしていくだけです。」
ーーそれが結果につながる。
「全て結果というのは偶然じゃないですから。ちゃんと目の前のことをしっかりやれているか。勝敗は細部に宿るってその通りだと思いますし、その少しずつの積み重ねが大きな結果につながると思ってます。」
W杯特集!注目選手と優勝予想!
ーーせっかくW杯が開催されるので、優勝国を予想してください。
「どこですかね。あんまりわかんないですけど、ブラジルかドイツなんじゃないですか。それよりも、アイスランドのあの国を挙げての応援というか、盛り上がりは見てて本当にすげぇなっていうか考えさせられるものがありましたね。」
ーー注目選手はいますか。
「日本選手全員です。」
「あとは、テレビ放送のカメラマンのカメラワークですね。時々映される美女サポーターに注目しています!」
コーヒーが大好き。
ーー普段今治でなにしてますか。
「なんですかね。だいたい平日はトレーニング、昼ごはん、リハビリって流れですね。」
ーー夜はだいたい家にいますか。
「家ではしっかりオフモードですね。サッカーとかの試合もほとんど見ないですね。映画見たりですかね。」
ーーあんまりストレスが溜まることもない。
「そうですね。ある意味サッカーしてることがリラックスというか精神的な安定にもなるので、特にないですかね。まあ、サッカーしてないからそれはストレスです。」
ーーではオフの日は。
「オフの日もリハビリの時もありますけど、休むことも大事なので。コーヒー好きなんで、カフェ行ったりしますね。」
ーーコーヒーが好き?
「1日2杯くらいは飲むんじゃないですかね。家でも自分でいれますし。コーヒーの話し始めたら長いですよ。笑」
ーーさすがにオリジナルブレンドを作ったりはしてない。
「そこまでではないです。でも、カッピング※とかには行きましたよ。」
(※コーヒーのテイスティングのこと。)
ーーいつかは金井ブレンドを。
「楽しそうですね。でもプロの人たちすごくて、全然わかんなかったです。笑」
情熱と感謝をピッチの中で
ーー最後にサッカーをする上で心がけていることみたいなのはありますか。
「やっぱり自分がこうなりたいんだとか、野心を常に持つことだと思いますね。先を見すぎて足元が見えてないのもダメなので、目の前のことを1つずつクリアしていくことですかね。環境ばっかり変化して自分たちが何も変われてないと成長でもなんでもないですからね。」
ーー今年こそ昇格を。
「そうですね。まだ何も終わってないので。しっかり結果を残して、夢スタにもっと人を呼びたいですね。」
今治への愛が止まらない。
選手への愛が止まらない。
そんなインタビューでした。
通常30分前後のインタビューが、結局いろいろ話しすぎて2時間近くFC今治について2人で話してしまいました。
誰よりももどかしい現状であるはずの金井選手。
そんなことは微塵も感じさせない前向きな話に終始しました。
応援してくれるファンのみなさんの声に応えたい。
3年目を迎える今治で、彼の背中にはいろんなものが乗っているはずですし、彼自身もそれを感じているはずです。
ただ、それをどう捉えるか。
重荷ととるか、原動力ととるのか。
彼の場合は圧倒的に後者です。
ファンの笑顔に応えるため、支えてくれる人の期待に応えるため、当然自身の野心のため。
今もリハビリを続けます。
今シーズンの目標も、チームに貢献すること。
ただ、ピッチで。
1日1日の小さな努力の積み重ねが身を結び、ピッチで躍動する。
その帰りを今治みんなで待っています。
FC今治
背番号3番DF金井龍生
どこでも、何でもできてしまう。背番号13番MF玉城峻吾選手。