真夏の決戦!FC今治、中断前最後のホーム戦の結果やいかに。
酷暑の中の中断前最後のホーム戦。
相も変わらず、酷暑という言葉がぴったりな日が続いております。
実はJFLの試合日程というのは、8月のおよそ1ヶ月間ほとんどまるっと中断期間を挟みます。
来週の7月29日のアウェイのFC大阪戦を終えると、中断期間に突入し、その次の試合は8月26日のアウェイ戦となります。
次のホーム戦はというと、9月2日のHonda FC戦まで試合がありません。
しばらく一番暑い時期、夏休みは小休止ということになりますかね。
さらには、年間順位のことを考えると、この日の試合は是が非でも勝ち点3が欲しい試合だったわけです。
もちろんいつでも勝ち点3は欲しいんですけどね。
この日もフットボールパークはいろんな催しが。
なんと、流しそうめんも開催されていました。
さらに、足でボウリングをするサッカーボウリングも。
ストライクかスペアで豪華商品ということでした。
どうやらこの企画は大学生考案みたいですね。
さらには、前回に引き続き、鈍川温泉の足湯。
そしてこの日は富士電機マッチデーの企画として、選手たちへの寄せ書きも行われていました。
暑い中ですが、多くの応援メッセージが寄せられていました。
これで暑さを吹き飛ばして選手たちも頑張れるはずです。
そしてこの日は奈良クラブのグッズ売り場も。
これ実はですね。ぼく奈良クラブのユニフォームのデザインめちゃくちゃ好きなんですよ。
こちらはGKのものですが、この模様かっこよくないですか?
「鯉の滝登り」をデザインしたようです。詳しくはこちら。
と、自身の好みをしっかり入れておきます。
さて、試合に参りましょう。
試合前にはJFL通算100試合出場を達成した背番号27番MF山田貴文選手のセレモニーが行われました。
おめでとうございます!
この日のスタメン。
やはり注目は2戦連続得点中の背番号29番飯泉涼矢選手でしょうか。
この日も前線で起点になり、疲れることを厭わず全力でつぶれたりおっかけたり、さらには自分で前を向いたり、体を投げ出したり。
縦横無尽でした。
ただ、この日の主役は実はこの男でした。
陽気さは試合後に発揮されますが、この日は彼の、しかも左足がチームを救います。
ペナルティエリアの少し離れた位置から、
利き足ではない左足でのミドルシュート。
見事ゴールネットを揺らし、試合開始直後の前半4分に先制点を叩き込みます。
「力も入らずリラックスして振り抜けた。」と話し「年に一回」のミドルシュートが決まります。
ゴールを奪った本人よりも喜ぶ選手も。
前半はなんと合計12本のシュートを放ちます。
DF2人に挟まれながらも突破する背番号27番MF山田貴文選手。
サイドバックのポジションながら、何度も前線でチャンスを演出します。
背番号24番MF三田尚希選手も、何度も相手ゴールを脅かし、左足からチャンスを演出します。
背番号10番FW桑島良汰選手の右足を振り抜いたシュートも、惜しくもゴールの左を外れます。
セットプレーではこの3人。
背番号15番DF水谷尚貴選手。高い打点で相手ゴールを狙います。
試合開始から終了まで終始声で後ろからサポートする背番号2番DF太田康介選手。
この日ゲームキャプテンとして出場した背番号25番MF楠美圭史選手も、本来の中盤のポジションで躍動します。
この日前線で出場した背番号13番MF玉城峻吾選手も、2本のシュートを放つなど積極的にゴールを狙います。
背番号18番小野田将人選手も、右サイドバックながら何度も前線へ顔を出し、攻撃に参加します。
ただ度重なるシュートのチャンスを生かし切れず、前半は1得点でリードしたまま後半を迎えます。
ハーフタイムには、今治北高校のダンス部のみなさんのパフォーマンスでした。
暑い中元気なダンスを見せてくれました。
実はこの日は少し観客席に変化があったんです。
いつもよりゴール裏少ない!と思うくらい空きがあったんですが、その理由はこちら。
実はメインスタンドは16時のキックオフだと最初から日陰になるので、多くの人がこちらに避難。
賢明な判断というか、暑さ対策ばっちりです。
さて、後半です。
後半はほとんどチャンスらしいチャンスも少なく、終始奈良クラブペースでした。
そんな中でも途中出場した、古巣奈良クラブとの対決に闘志を燃やす背番号30番MF小野祐輔選手。
今シーズン奈良クラブから加入した彼が古巣相手に奮闘しました。
さらに後半終了間際に投入された背番号14番FW長島滉大選手も、最後まで得点を狙ってプレーしていました。
疲れて足が止まった後半もなんとか守りきり、見事1−0での勝利。
失点ゼロで勝ち点3をゲットする結果となりました。
いや〜暑かったですけど、勝ててよかった。
前節の試合が、ラスト10分くらいで2点取られたので、1−0だと気が気じゃないですよね。
それでも失点ゼロはすごく大きいですよね。
ヒーローも終始ご満悦でした。
やっぱりメインスタンドにお客さんがいっぱいいるとすごくスタジアムとしてかっこいいですよね。
一体感も出ますし。
そしてなんと最後は選手全員でお見送り。
会場の出口で「ありがとうございました。」と帰る観客全員に声をかけていました。
こっちの列なんて、もうわやくちゃでしたけど。
そして当然のように行列。
それでもやることにすごく意義があるし、なんか桜井の時の試合後に戻った感じがしていいですよね。
背番号1番GK岡田慎司選手の笑顔が全てを物語るんじゃないでしょうか。
クリーンシートで試合を終えたことはキーパーとしてはすごく充実した結果だと思います。
とにかく勝ててよかった。
ピッチに立つ小さなサポーターもタオルを振って栄光の航海を聞くことができました。
とにかく後期はもう勝つだけ。
これから来週のアウェイ戦で一旦中断し、さらなる準備をして次の試合に挑むことになります。
なんとか後期優勝、最低でも年間4位以内。
達成してほしいですね。
最後に涼しげな写真でお別れです。
この日の観客数は2006人。
今シーズンの最低数ですが、とにかく一旦休みましょう!
仕切り直して、あきらめずに4000人を目指して欲しいですね。
来週は大丸跡地で、アウェイ戦のパブリックビューイングもあります!
ぜひ夏もサッカーを楽しみましょう。