今治に今バリィ村!?が登場。田んぼに巨大なバリィさんが。
田んぼの中に巨大なバリィさん。
今治で初の試みじゃないでしょうか。
全国各地、とくに米どころなどで行われている田んぼアート。
(青森県観光情報サイト:Detail_display_00000739.htmlより引用)
かっこいいですね。
こうした取り組みが実は今治でも始まりました。
そうです。今治といえば、バリィさん。
ということで、今バリィ村と称して田んぼアートでバリィさんを描こうと。
そんなイベントが開催されました。
6月17日に行われた田植えからスタートです。
この日は午前と午後の2部制で田植えが行われ、それぞれ各班で場所を決め、田植えをみんなで行うというもの。
そのメンバーは多岐にわたり、小学生から中学生、さらには高校生も参加し、大人はサポートという形で開催されました。
午前午後ともに150名ほどの来場で、大にぎわいでした。
どんな風にして田んぼアートが成立するかというと、
なんと、お米の苗が、4色もあるんです。
緑、白、黄、黒。
こんなにお米って種類あるんだって思いますよね。
ちなみに、通常苗以外のものは、いわゆる美味しいお米という品種ではなく、食べられるものの、それほど美味しいものではないという話でした。
これらの苗を、このロープで区切った場所のエリアにそれぞれの班で田植えをしていきます。
よくある、みんなが一列に並んでというものではなく、同じ場所で等間隔にという感じです。
なかなか田植えを経験することってないですから、大人も子供もみんな笑顔に。
しばらくは勢いよく田植えをしていくものの、次第に子供たちは緩んできます。
泥まみれの子供もいれば、
もうすっかり座っちゃう子も。
小学生以下の子供たちも田んぼで遊びます。
こういった農業の原体験ってすごく大事ですよね。
かつては裸足で運動場を走っていたものの、今は外で裸足になることも少なくなってきたはずです。
ちなみにこの日も多くの人が靴下などを履いたまま田んぼに入ってましたね。
こうしてどんどん植えていくと、次第に色の分かれ目や輪郭が浮かび上がってきます。
なかなか見られない光景ですよね。
そして、これをどうするのか。
上からドローンで空撮するだけなのかという疑問が出てきますよね。
違います。
見れます。
実はこの田んぼのすぐ隣に櫓が組まれており、そこから見下ろせます。
高所恐怖症の方にはちょっと怖さはあるかもしれませんが、ここから登っていくと、
こうして見下ろせます。
場所はどこかというと、さいさいきて屋のすぐ隣です。
まだこれは午前の部の段階だったので、今は全て植え終わり、少しずつ成長することで、輪郭がしっかりと浮かび上がってくるはずです。
いつでも観れるというわけではないそうなんですが、7月29日には鑑賞会も行われます。
なんとその日はバリィさんも登場するらしいですよ。
それから10月には稲刈りを行い、11月に感謝祭という流れのようです。
田んぼアートという取り組みは今治ではなかなか見られない取り組みだったんですが、今回今治青年会議所とJAおちいまばりの方々の協力で実現したようです。
なにより、当事者が多く参加したことにより、そのメンバーみんながこの田んぼの成長を楽しめるという点ですごく貴重な経験だと思います。
世代をまたいで一緒に行うことでその交流もあり、自然と触れ合うことでその大変さや楽しみも一緒に享受できます。
そうしたいい経験になったんじゃないかなと思います。
次回は7月29日の鑑賞会です。
ぜひみなさんもお近くにお立ち寄りの際は、どこがバリィさんの口で、目で、頭の冠でと、下からですが見てみるのも楽しいかと思います。
今後の予定等について詳しくは下記のHP、もしくはInstagramをチェックしてみてください。