今治歴史講座
今治中央図書館で1月13日に第一回後期講座が行われました。
第一回、第二回の講座は、地域史研究家 大成経凡氏の講座が行われました。
【第1回】は、『丹下健三と今治~父・辰世と今治商業銀行騒動~』と題した講座でした。
大成 経凡(おおなる つねひろ)氏は、ケイボンの愛称で親しまれているのでご存じの方が多いと思います。
丹下健三の父(辰世)の業績は、知らない方も多いと思います。今治経済界の危機を救った偉大な方です。機会がありましたら是非聴いてください。
【第2回】は、1月27日に行われます。題名は、『伊予が生んだ実業界の巨人 八木亀三郎~新史料から浮かびあがる実像~』です。波止浜で製塩業を軸に多角事業(蟹工船など)で成功を収めた八木亀三郎の話です。是非聞いて貰いたいです。
大成経凡(おおなるつねひろ)
地域史研究家
NPO法人「能島の里」理事
越智郡波方町生まれ。今治市・越智郡の中学校で社会科講師を約1年半勤めた後、愛媛県・愛媛県教育委員会の文化財調査事業などにかかわる。内航船員を一年余り経験し、海運業の経営にもかかわる。NPO法人「能島の里」理事。平成21年、第49回久留島武彦文化賞受賞。