優しい笑顔の点取り屋・長尾善公選手！
優しい笑顔のゴールハンター！
８人目の選手はこの人。
背番号９番。FW長尾善公選手（２４）。
今シーズン先発出場６試合/途中出場７試合/６G（２８試合中）
同じ四国の徳島県出身の長尾選手。
昨シーズンのこの時期の全国地域決勝での怪我を経て、今シーズン中盤から復帰しました。
つまり２年目の選手。
印象はこの笑顔。
いい笑顔してるんです。
この笑顔でよく点を取るんです。
今シーズン得点数こそ６ゴールですが、出場試合数に対するゴール率はNo.1。
それもそのはず。
小さい頃からずっと前線でプレイしており、元ブラジル代表の怪物ロナウドを見てプロへの憧れを強くしたとのこと。
（FOOTBALL CHANNELより）
こっちのロナウドではなく、
（Goal.comより）
こっちの怪物ロナウド。
ぼくも大好きな選手。
そりゃ点取るでしょ。
昨年はあまりポジション争いもなく、当たり前のように試合に出てましたが、今年はいろんな特徴を持つ選手が加入し、チーム内にも競争が生まれ、常に得点を意識するようになり、他の選手が点を取っていれば、悔しい気持ちも持つようになったとのこと。
「試合に勝てば誰が点を取ってもいいんですけど、やっぱり個人的には点を取りたいですね。」
と、得点への強い意識をのぞかせていました。
フィジカル（身体）的に大きな選手ではないのに、多くの得点を重ねる。
常に意識するところは、オフ・ザ・ボールの動き。
身体の大きな選手にまともに勝負しても跳ね返されるので、それ以外の部分でいかに勝負できるか。そしてゴールへつながる仕事ができるかがいつも意識することです。
そう語る長尾選手にも、無理やり日本代表の選手に当てはめてもらうと、最近は川崎フロンターレの小林悠選手が近いですかね。とのこと。
徳島出身ということもあり、「今治のほうがぼくの生まれたとこより都会ですね。」と、他の選手たちと違う印象を。
ちっちゃい頃は山に行って秘密基地なんかも作ってましたしね。さすがに大人になって今治ではやってないですね。笑
なんて冗談も言いながら、すごくフランクにインタビューに答えてもらいました。
昨年から今治に来たということもあり、街で声かけられることもありますし、話したこともある方には自分から話しかけることもあるとのこと。
なかなか街で選手から挨拶するようなことは少ないかと思うんですけど、それを自分からやってるとのことです。
さすがに最後のハイタッチしただけのサポーターを全部覚えるのは無理ですけどね。笑
地元より都会の、ここ今治の地に馴染んだ彼は、「必要とされる限りここに居たい。チームが掲げる10年後のJ1の優勝争いのビジョンの中にい続けたいです。」と。
得点を取り続けることで、きっとこれから先長尾選手に憧れてプロを目指す今治のちっちゃい子供たちのために、ゴールという形で結果を残し続けてもらいましょう。
そして今治のロナウドとなるべく、小さな身体の怪物伝説を作り上げていただきましょう。
その行く末を見届けられるのは楽しみですね。
ーー全国地域CLに挑む意気込みはーー
昨年は全国地域CLの第一試合で負傷によりシーズンを終えた長尾選手。
「昨年ケガをしてスタンドで試合を見て、悔しいというかチームの力になれないという現実が辛かった。今度こそチームを昇格に導けるプレイをしたいという気持ちです。」
「今回だけは絶対自分が得点しなきゃいけないという気持ちは横に置いておきます。とにかく昇格すればそれでいいです。」
と、昨年の悔しさをぶつける意気込みを語っていただきました。
最後に何点取りますか？と聞くと、
「６試合で６点ですかね。」
と、やはり得点へのこだわりがのぞいていました。
「最低６試合で３点ですかね。」
と、結局ゴールを渇望している長尾選手。
彼のゴールがFC今治をJFLに導いてくれると期待しております。
もし、万が一、億が一、点を取れなければ、黒髪にするという謎の罰ゲームの約束をしました。
点を取れなくても、なんとしてでも昇格を。
ケガなくプレイすることを望むばかりです。
ーー全国地域CL日程ーー
11月11日（金）〜13日（日）１次ラウンド
＠西条市ひうち陸上競技場（愛媛県西条市ひうち1-2）
11月25日（金）〜27日（日）決勝ラウンド
＠ゼットエー・オリプリスタジアム（千葉県市原市岩崎536）
