ホーム開幕戦は3000人が集結!昨季JFL王者と対決!
昨季JFL年間王者との対決!
いよいよ開幕しましたJFLのホーム開幕戦。
サッカーの内容はもちろん、観客がどのくらい入ってくれるのかというところも注目される試合でした。
蓋を開けてみるとなんと観客は公式発表で3,065人!
ぼくも1時間前くらいに到着しましたが、その時点でメインスタンドはほぼ満席。
この賑わい。
たまらんですね。
昨年の地域決勝よりも多くの観客。
ただこの日はいつもと違う。
はっきり言いましょう。
この人たちは純粋なサッカーファンだけではありません。
お目当てはこの3人。
LDHのお三方。
説明ご不要かもしれませんが、左から片寄涼太さん、白濱亜嵐さん、関口メンディーさんです。
もうね。
黄色い声援がどえらかったですよ。
これはぼくのカメラにピースしてますよね?確実に。
ファンサービスたっぷりでFC今治の応援に駆けつけてくれました。
まあこんな感じですよ。
みんなが前のめり。携帯を向ける。異様な光景。
仕方ないんですけどね。どっちが主役なのかわからないくらいの声援がこの3人には届いておりました。
もうここは愛媛ではないんだろうと個人的には感じてました。
めっちゃ注目されるサッカーチームあるし、そこに超有名人くるし。
なんか嬉しいですね。嬉しいですけどわけわかんなくなりますよね。
そんな心境でシャッターを切っておりました。
さぁ肝心の試合です。
少しメンバーも入れ替えて臨んだホーム初戦。
「いざ出陣!!」のフラッグ。
これは今シーズンから登場したものでしょう。
そしていつものサポーターさん。
今日も最後まで声が途切れることはありませんでした。
いつもとは違うことが起きてる中でこの変わらないもの。
これが大事。
そんな気持ちです。
バックスタンドにもかなり多くの人が観戦に来ており、スタッフさんのせわしなさとは裏腹に、ぼくは少しうるうるとしてました。
嬉しい限りですね。
選手入場です。
エスコートキッズたち。
メンバーを少し入れ替えたものの、開幕戦のメンバーと大きくは変わらず、昨季王者のHondaFCを迎え撃ちます。
吉武監督も試合終了後に話していましたが、ある程度うまくできていた前半。
後半は少しピンチの時間が続いたものの、なんとか無失点。
ファイナルスコアはスコアレスドロー。
何度か惜しいシーン、ひやっとするシーンはあったものの、
この悔しい表情にも見えるように、90分間ゴールネットが揺れることはありませんでした。
みとん今治はいつものように、「結果はさっくり。選手はじっくり。」
このスタイルは崩さずやっていきます。
この日も前線で幾度となくボールに触れ、左サイドからチャンスを演出した背番号8番MF上村岬選手(25)。
開幕戦でゴールを決め、この日も相手のチャンスを潰し、ピッチを縦横無尽に駆け回った背番号5番MF金子雄祐選手(23)。
この日はスターティングメンバーで何度も右サイドからチャンスを作った背番号11番FW佐保昴兵衛選手(23)。
ゴール前に何度も迫りながら惜しくも届かなかった背番号28番MF小澤司選手(28)。
2試合連続スタメンの貴重なレフティーの新戦力背番号24番MF三田尚希選手(24)。
この日は攻撃参加も少なく守備に奔走し無失点に抑えた背番号7番DF片岡爽選手(24)。
後半から途中出場し、何度も相手DFと競り合い体を張った、日本の試合初出場。レニーこと背番号15番FWスティーブン・レンハート選手(30)。
この日も前線でゴールへ何度も迫った背番号13番MF玉城峻吾選手(25)。
玉城選手には試合後に少しお話を聞きました。
「負けないことはよかったですけど、JFLという舞台でこれだけの多くの人が見にきてくれたので、LDH抜きでもまた来てもらえるように、勝ちたかったです。」
「自分も決めるチャンスがあったのであそこを決めないといけませんね。体ごといくべきでした。」
と反省の弁を少し多めに話してくれました。
試合後のインタビューで岡田オーナーは、
「なんとか3000人を迎えて無事に試合が終えてホッとしてます。プレイの面では、頑張ろうとしてるものの、まだまだ足らない部分が多かったですかね。」
「今治以外での試合が多くなる前半戦は、他市でのファンを取り込む意味でも集客にパワーを注いでいきたい。」と話していました。
吉武監督は試合後、
「前半はまあまあだったけど、昨季の王者相手に、結果的に勝ち点1がいいいのか悪いのかまたゆっくり考えたい。ゴールへつながるためにはもう一工夫欲しかったかなという印象です。」
「これだけの観客のみなさんに応援していただいてたのに、どこか自信が少しなさそうな雰囲気になってたところがよくなかったのかなと思います。」
「次は出身の大分での試合なので、試合後にいいゲームだったとみんなで笑える試合にしたいです。」
と次戦への意気込みを語っていただきました。
LDHの3名も、試合後に感想を話し、
「会場の一体感と熱量をすごく感じた。これからも微力ながらFC今治をサポートしたいきたい。自分のデザインしたユニフォームを着たチームを応援できることはすごくありがたいです。」(白濱亜嵐)
「昨年見た試合よりも緊張感があってすごく楽しかったです。楽曲などもLDHのものを使っていただいたりしてるので、こういう部分でも選手たちをサポートしていきたいです。」(関口メンディー)
「ドキドキしながら気合いれて応援してました。これからも選手皆さんの活躍を楽しみにしてます。」(片寄涼太)
などとそれぞれに話してくれました。
初のJFLでのホーム開幕戦。
いろんなところでいろんな意見があるかと思います。
ぼく自信は、コアファンとかにわかファンという区別の仕方は好きではありません。
有名人を呼び、集客したところで、サッカーそのものに魅力がなければ次はありません。
選手たちはそれを熟知した上で試合に臨んでいます。
きっかけは何でもいいんです。
使えるものは全て使うべきです。
それで少しでもファンが増え、選手もいいサッカーができるならそれが全てです。
出待ちしていたファンの半分がLDHのファンぽく見えました。
FC今治選手のファンはおよそ半分。
これを半分”しか”と取るか、半分”も”と取るかで意見は分かれます。
賛否両論あっていいと思います。
ただこういう光景があるんです。
選手たちはみんなこれができるんです。
会場に来てくれるみんなに感謝してるはずです。
なんかこういう議論ができるということが今治にとってはすごくいいことですよね。
個人的にはすごく胸が熱くなる1日でした。
まだまだこれから。
FC今治という大きな船。
乗降は自由です。
ぼくは乗る。ただそれだけです。
少し長く熱くなりましたすみません。
今治にとってあまりにも大きな魅力的な存在。
ぜひみなさんも楽しんでいきましょうね!
みとん今治も負けてられません!!!
ぜひみとん今治という小舟にも気軽に乗船下さい。笑