今治出身作家が描く愛媛を舞台にした絵本「かなしきデブ猫ちゃん」3月25日発売!

アラーキー

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今治出身の絵本作家かのうかりんさんが描く絵本。

愛媛新聞にて連載されていました、『かなしきデブ猫ちゃん』がこの度絵本として発売されることとなりました。

この絵をご覧になったかたも多くいらっしゃると思います。

実は、この絵本。ストーリーは著書『イノセント・デイズ』などで有名な小説家さんが書いておりますが、絵を、今治出身の絵本作家であるかのうかりんさんが手がけています。

今回、発売に当たってインタビューをさせていただいてきました。

今治出身のかのうかりんさんは、東京造形大学彫刻科卒業後、自然や生き物などをテーマに絵を描き、「いろんなおめん」で第7回・フジテレビBe絵本大賞入賞。
作画を担当した「きみがおしえてくれた。」でけんぶち絵本の里大賞 びばからす賞受賞など、絵本を通じて多くの作品を生み出してきました。

ーー今回『かなしきデブ猫ちゃん』のオファーはどのような経緯で書くことになったんですか。

早見さんが、松山に移住して愛媛を舞台にして、猫を主人公にして絵本を書きたいということを愛媛新聞の担当の方からご連絡いただきました。

ーーお話をもらった時はどんな心境でしたか。

すぐにやりたい〜って感じでした。わたし元々猫が大好きで、実家でも7匹飼ってるんですよ。でも絵本の登場人物にしたことがないんですよ。

ーーなぜ好きなのに書かなかったんですか。

書かないというより書けなかったですね。当たり前すぎて、好きすぎて。でも今回、愛媛を舞台にするストーリーだったので、ずっと描きたかったテーマでもあるし、猫だし。だから迷いなくやりたいなって気持ちになりました。

ーー早見さんのストーリーを見てどうでしたか。

早見さんは他県から移住してきた方だったので、そういう方から見る愛媛の風景ってこうなんだ〜って感じでした。小説家なんでもちろん文章も素敵ですし。

愛媛県民でも全然知らないところが登場してたりして、一緒にロケ地巡りしたりと、すごく楽しい制作過程でした。

それと小説家ってすごいって思いました。

ーー今回出版するにあたり、どんな人たちに読んでほしいですか。

それはもちろん全員ですね。笑

あえて挙げるとすれば、県外の人はもちろんですが、愛媛の小学生たちにいっぱい読んでほしいなと思います。早見さん自身も、小学生のお子さんに向けて書き始めたストーリーだったそうなので、そういう子どもたちに読んでほしいですね。

ーーボリュームがすごいですよね。

そうなんです。全部で80ページもあるんです。通常の絵本のページ数の倍以上で、文字数もすごく多いです。なので、絵本と小説の中間くらいかなと思います。

だから読書の大切さだったり、愛媛ってこんなところもあるんだ、行ってみたいと、小さな頃から思ってもらえるようにいっぱいの人に読んでほしいですね。ボリューム満点なので、大人が読んでもすごく読み応えありますよ。

ーー他にも見所を教えてください。

もちろん全部なんですけど、実は10年くらい前からとべ動物園のしろくまピースを描きたかったんですけど、それが今回実現しました。

内容とは少し違いますけど、絵本の帯を動物写真家の第一人者の岩合光昭さんに書いていただいたのもすごく嬉しかったです。

ーーちなみに、ご自身が絵本作家を目指そうとしたのはいつくらいからなんですか。

それは幼稚園からです。ちっちゃい頃からずっと絵本作家になりたくて絵もいっぱい書いてました。

ーー大学は造形学科という学科みたいですが。

絵本をやるのは自分の中で決まってたんですけど、二次元の世界だけじゃなくて、三次元の立体的な彫刻を知っていることで、絵本にも活きるなと思って造形を専攻していました。

でも、卒業制作は彫刻と一緒に結局絵本も作りましたけど。笑

ーーありがとうございます。最後に、今治で登場している場所を教えていただけますか。

大浜から見るしまなみ海道と、亀老山からの景色が登場します。
その他にも、愛媛の人なら知ってる場所がいくつも登場するので、ぜひその雰囲気も絵本を手にとって楽しんでいただければと思います。

ーー発売記念イベントも各地でされますよね。

そうです。発売前では3月24日に13時から松山大街道のアエル明屋書店でやります。大きなデブ猫ちゃんもやってきます。それと、今治では3月30日に明屋書店喜田村店でサイン会も行いますので、ぜひ会いに来てください。

著者の早見和真さんは「愛媛に生まれた人たちが全員知っている物語を生み出したい。小説家として自分のできる唯一の町おこしだ」という思いでこのプロジェクトがスタートしたそうです。

愛媛新聞社の担当編集者も、できるだけ多く愛媛の風景を絵本の中に描きたいと思い、早見さんと、かのうさんと一緒に各地を訪れ、作品を完成させたそうです。

愛媛県内小学校すべての図書館、さらには被災地にも無償で届けたいという想いをクラウドファンディングという形でも実現しようとしているようです。

絵本「かなしきデブ猫ちゃん」を被災した愛媛の学校に届けるゼ!

松山在住の小説家と、今治出身の絵本作家、さらには今治出身の担当編集者がお届けする渾身の全80ページの『かなしきデブ猫ちゃん』。

3月25日から書店に並びます。ぜひ大人も子どもも楽しめる作品をお楽しみください。

かなしきデブ猫ちゃん HP

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