仕事・生き方見本市が今治北高校大三島分校で開催。選択肢を拡げる機会を。
多くの選択肢を地方の高校生に。
多くの経営者の方々を招いてイベントが開催されることがありますが、今回は少し変わったかたちでの講演のイベントのご紹介です。
今回、今治北高校大三島分校で「仕事・生き方見本市」と題して開催されたこのイベント。
東京から若手の経営者3名、地方で活動する人、東京と地方の2拠点で活躍するフリーランス、大学生の合計7名で、高校生を対象にしたワークショップを行いました。
イベントの企画は、今年からこの学校の振興対策コーディネーターを務める矢野弘幸さん。
(写真左が矢野さん)
大きな部屋で行われる講演スタイルではなく、各教室合計3部屋に分かれて、20〜30人のグループでそれぞれ行われました。
非大卒のグループのディスカッション。
さらには、
地方でクリエイティブ実践グループ。
物理教室では、組織に属さず好きなことを実践グループ。
3つに分かれて行われました。
それぞれ行きたいグループを学生が選び、教室で話を聞いたり、質問したりディスカッションをしたり、ワークショップをしたり。
様々な方法で、多様な価値観を吸収する機会になったようです。
高校生たちは、すでにやりたいことが決まっている人はもちろん、まだまだ将来のことは何も考えてない人や、学年はもちろん、人それぞれいろんな悩みを持ちながら、話してくれる講師の人たちの話を聞いていました。
実際、時間も限られており、なかなか本音を話すことのできないもどかしさもありながらも、最後にはいろんな質問をしてくれたり、感想をいただきました。
また、そのイベント後には、生徒さんたちと一緒に大山祇神社へ。
学校から神社へ向かう道中では、それまで聞くことのできなかった本音や、小さな悩みや、これからのことなどなど。
いろんな話をしながらおよそ1時間大三島散策を行い、深い親睦を得ることができました。
生徒さんからは、「また来てください」や「すごく楽しかった」などの声も出ていたのと同時に、イベント登壇者側かもら「今治が好きになった」「また帰ってきたい」「もっといい関係を築きたい」などなど。
双方が意義のある時間を過ごせたようでした。
今回、みとん今治としても一緒に関わらせていただき、参加させていただきましたが、こうした活動をどんどん増やしていくことで、少しでも地方にいる人たちの職業・生き方の選択肢を、強制するのではなく、触れてもらうことで、新たに感じるものを増やしてもらえればと思っています。
素敵な時間を一緒に過ごしてくれた学生さん、また貴重な機会を設けていただいた学校の先生方、東京から来てくれたみなさん。
それぞれがより良い関係を目指して、今後もこうした活動を続けていきたいと思っています。
<参加者>
主催者 矢野弘幸
MIKKE 井上拓美・小川大暉
いわしくらぶ 磯川大地
みとん今治 荒木貴大
フリーランス 楠橋明生