攻撃にアクセントをもたらす男。玉城峻吾選手!
ワクワクするような攻撃を。
今日から1日置きでFC今治の新加入選手を一人ずつ紹介していきます!
いい選手ばかりで、どの選手も非常に楽しくインタビューさせていただきました。
現在選手は合宿中で会えない代わりにインタビューをお楽しみください。
第1回目はJ2のツエーゲン金沢からやってきた背番号13番MF玉城峻吾選手(25)です。
この素敵な笑顔が示す通り、人懐っこいキャラクターがにじみでています。
あえて誤解を恐恐れず言いましょう。
彼はきっと「年上キラー」です。
理由はそのうち判明してくるはずです。
ぼくはその風貌と名前から推察し、勝手に沖縄出身だと思ってました。
だがしかし。
出身は東京。
全然違ってました。
でもどうやらお父さんが沖縄の人みたいなので、この琉球感もうなずけます。
いつもは練習後にグラウンドでインタビューするんですが、今の時期寒空の中というわけにはいかないので、ランチをしながらゆっくりお話を聞きました。
そんな玉城選手。
実は上村選手とは筑波大学時代の同級生。
しかも、先輩には新加入の小沢選手。後輩には片岡選手、岩脇選手と、FC今治の最大派閥筑波大学OBなんです。
そのことについて聞いてみると、
「すごい不思議な感覚ですよ。まさか大学のメンバーが今治でこんなに集まるなんて思わないですもんね。でも、少なからずやりやすさはあるかなと思いますよ。」
昨年のツエーゲン金沢に在籍中も、岩脇選手や片岡選手とも連絡は取り合ってたみたいで、「今治の雰囲気はなんとなく感じてました。」と、メディアやネットでの街全体の盛り上がりを予習していたとのこと。
ではなぜその今治を選んだのか。
「金沢と契約が切れてトライアウトに参加したんですけど、どうしてもサッカーをしたかったんです。もちろんできるだけ上のカテゴリーでという気持ちはありましたけど、高司さんからオファーをもらって、改めて考えると『こんなにビジョンが明確で魅力的なチームは少ないんじゃないか。』ということを思い、決断しました。」
と、FC今治が掲げる未来予想図に共感し、今治に来る決断をしました。
そんな今治に来て2週間の玉城選手。
「ぼくいろんなお店に行ってるんでですけど、『デリシャス』っていうお店オススメですね。あの雰囲気好きです。あとは清正の湯の上の高級なところがかなりよかったですね。」
と、早くもお気に入りのお店をいくつか発見した様子。
「結構一人でどこでも行くので、これからも発掘していきます。」と、今治の街を楽しむ準備も万端のようです。
見つけたら声をかけてみてください。
そんな彼に、今シーズンの目標を聞いてみました。
「よく吉武監督が話していますが、『ワクワク、ドキドキするようなサッカー』を体現していきたいですね。やっぱり長くサッカーしてると、自分が楽しむことも忘れてしまいがちなんですけど、見てもらう人より、まずは自分自身がワクワクドキドキできるようにしたいです。」
「やっていて楽しいサッカーというのものがここではできると思っています。なので、その自分の楽しんでサッカーをしている姿を、見ているみなさんが何か感じていただけるように、いいサッカーを続けていきたいです。」
周りからの注目が集まることは嬉しいと語る玉城選手。
特徴は攻撃で違いを生み出せる部分。
無理矢理サッカー日本代表選手にあてはめてもらうと、「清武選手ですかね。」
ゴールとアシストに最大限の期待がかかります。
「10得点くらいは。」と語る彼は、優しい笑顔の中に、今年に懸ける想いがひしひしと伝わってきました。
J2という上の舞台からやってきた、今治の攻撃をさらに躍動させうる存在。
この背番号13番が、見せる、魅せる「ワクワク、ドキドキ」胸を躍らせるプレイから今年は目が離せません。