FC今治!見事3連勝でJFL昇格!めでたい!
無事3連勝!そしてJFL昇格!ただただおめでとう!
いやぁ昨日からもうなんかずっと半泣きですが、なんとか涙は見せずに終われました。
ポッと出の男の涙などいらないと自覚しておりますが、嬉しいのはみんな一緒だと思います。
もちろんこの記事もいつもより当然ながら少し長めですがご容赦ください。
Re:STARTしてからの苦しみながら戦った2年間。
昨年の1次ラウンドでの敗退という悔しすぎる結果。
メンバーを大幅に入れ替えて臨んだ今シーズン。
その最後の、最高の瞬間に立ち会えたことに最大限の喜びを感じています。
多くのスタッフのみなさんと抱き合いましたが、みなさん安堵の表情のほうが多かったように思います。
ぼく自身その嬉しさとは裏腹に、後半途中からカメラの様子がおかしく、最後の全員での写真や、試合後のオフショットなど、驚くほど変なことになって、ほとんど使えるものがありませんでした。
その現実が一番つらい。
ほんとに大事な時に使えない男と再認識しましたね。
ということでそんな使えない男の最終戦のレポートを。
とその前に、FC今治の試合前は最終決戦三重ダービー。
三重県にプロサッカーチームはなく、こちらも是が非でも昇格したいというチーム同士の戦い。
結果は、昨日対戦したヴィアティン三重の勝利。
勝利したヴィアティン三重。
敗退した鈴鹿アンリミテッド。
この両チームの差を見ると、ほんとに上がれて良かったなと思うと同時に、負けたチームの分まで昇格してから戦っていかないといけないんだなと。
そんな想いを強く感じさせてくれる試合でした。
鈴鹿のサポーターが最後にヴィアティンへのチャントを送ってたシーンなんて、ほんとに涙ですよ。
いろんな想いで一生懸命に戦う姿は、人の心を動かすんです。
前置きがすごく長くなってしまいましたが、ここから今日の試合のお話。
対戦相手は、三菱水島FC。
全国社会人選手権大会で、5連戦を勝ち抜き優勝したチーム。
こちらも強豪です。
この試合は、大幅にメンバーを変更して挑みました。
前線には背番号7番 堀江修平選手(23)。
背番号22番 高田大樹選手(29)。
背番号16番 高橋康平選手(25)。
が新しくスタメンに名を連ねました。
前半はこう着状態が続き、
上村選手もオーバーヘッドを試みるなど、積極的にゴールを狙ってきました。
3試合ともスタメン出場を果たした小野田将人選手。
ボールは支配してたものの、ゴールは奪えず、前半は0−0。
そしてぼくの悲劇は後半から始まります。
少し雨も降り始め、後半開始。
後半開始から、桑島良汰選手と、岡山和輝選手を投入。
するとこの采配がズバリ的中し、流れがよくなったところで、
1点目はこの男。
昨年の悔しさを知る男。長尾善公選手。
喜び爆発なう。
ベンチメンバーの腕の中へ、
ダイブしました。冷静な審判が見守る中、貴重な先制点です。
そして2点目はこの男。
正確な右足を宿す男が、頭で2点目を。
得点を決めると、なにやら全力疾走で誰のところにも行かず、どっかに逃げるように全力疾走。
さらに走り、向かった先は・・・
ここ。
吉武監督と熱い抱擁。
今年ジュビロ磐田からレンタル移籍した背番号8番上村岬選手。
試合後FC今治のチームを「家族」と表現する彼が、やってくれました。
後半から途中出場した背番号4番岡山和輝選手。
清水エスパルスからレンタル移籍中の背番号10番水谷拓磨選手。
全員の全力プレーが実を結び、ファイナルスコア3−0で見事勝利しました。
全員の分を載せたいくらいですが、ほんとにみんなが全力でプレーした結果が優勝、昇格という結果に結びつきました。
「We ara Champion」と言いながら親指を立てる長尾選手。
そうです。チャンピオンです。
この昇格Tシャツ。
この日のために準備してたみたいです。
限定販売もしてるらしいので、ぜひお求めの方はFC今治まで。
喜びが、
爆発しております。
見事優勝を果たし、JFLへの昇格が決定しました。
正面からの写真はきっといっぱい公式とか新聞とかで見ると思いますので、斜に構えるみとん今治は斜めからのアングルをお届けします。
土井拓斗選手だけやんわりこっち目線。
ありがとうございます。
好きです。
もちろん岩脇選手のユニフォームも一緒に。
はしゃいじゃいましょう。
今日くらいいいでしょう。
若干すべり気味だったのも今日はなかったことにしておきましょう。
ほんとはこのあたりの写真いっぱい撮ったんですけど、ほんとにトラブル発生でわけわからんことになりました。
悲しすぎて言葉がでません。
もうぎゅうぎゅうのサポーターと選手達。
最高ですよみなさん。
ここ千葉ですよ?今治じゃないですよ?
今日も多くのサポーターが会場にかけつけました。
愛されるクラブに少しずつでもなってくれればこれほど嬉しいことはありません。
昨年までFC今治に所属していた元日本代表の市川大祐さんもスタジアムにかけつけ、
「歴史的な瞬間にこれて、ほんとによかった。選手達のプレーにはいろんな可能性を感じましたし、それがJFLに上がって全国で魅力的なサッカーをしてくれると思う。魅力的なチーム、場所だと思います。」
とおっしゃってたので、勝手に、将来フロントでお越しくださいとお誘いしておきました。
この日は出場のなかった金井龍生キャプテン。
トロフィーを掲げた瞬間の気持ちを聞くと、いつも饒舌に話す彼が、少し間をおきながら、
「・・・この日のために今シーズンやってきましたからね。特別な日になったと思います。特別な日にするために、1年間やってきたいつも通りのプレーをするということができた結果だと思います。やれる自信はあったし、なんとか勝ちをもぎとることができました。」
(これは1次ラウンドでの様子)
「もちろんここで終わりじゃないですけど、素直に嬉しいですね。」
と、話してくれました。
キャプテンとして1年間チームの中心で走った彼にも拍手を送りたいですね。
試合後吉武監督も、
「サッカーをしていて、素直に喜べる瞬間ってすごく少ないんですけどね、今日がその貴重な日だと思います。もちろんここで終わりじゃないですし、来年からは新しいスタジアムも完成するので、明日からまたしごいていきます!笑」と、冗談を交えながら話してくれました。
みんなが共通していたことは、「まだまだ先がある」ということ。
選手達がやりきったここから先は、スタッフに地獄のような日々が待ってるかもしれません。
来年は1年で一気にJ3まで駆け上がるビジョンですし、来年夏完成のスタジアムは5000人収容です。
そのスタジアムを満員で埋め、2025年にはJ1で優勝争いをするチームなんです。
そんな壮大な野望を掲げるチーム。
おもしろくないですか??
一緒に夢を見てみたくならないですか??
きっとこれからまたいろんなことで今治を盛り上げてくれると思います。
ぼくもFC今治を応援しますし、今治という地域にとっての起爆剤がこのチームにはあると思います。
みとん今治はFC今治を応援しています。
FC今治は今治を応援してくれてるんです。
今治を全国に届けてくれてるんです。
今治でサッカーをしたいという人を連れてきてくれてるんです。
それだけでFC今治すげぇなって素直に思いませんか?
え?熱すぎますか?うるさいですか?すみません。
大事なところで写真もちゃんと撮れてないくせにって話でしょ。
そうです、すみません。
以前吉武監督が話してたように、
「月曜日からまた仕事頑張れるなっていう活力になるような楽しいサッカーを届けるチームにしたい。」
ということでした。
まさにそんな週末になったと思います。
これからもみとん今治はFC今治を応援しますし、サッカーなんてわからない!という人にもぜひこの感動を味わってほしいという気持ちがあります。
なかなか嬉しくて泣けることないでしょ?
ぼくはこの2日間ずっとそんな感じでしたよ。
なので、これからも多少うるさくても言い続けようと思います。
FC今治感動をありがとう!
みんながヒーロー!!
次はJFL!これからも今治を盛り上げてください!
純粋に楽しかった!選手もスタッフもコーチもみんな最高!!
いい酒が飲める!飲まないけど!
シャンパンファイトしよー!