FC今治2019シーズン最終節!ありがとうJFL。行くぞJ3!
2019シーズンの締めくくり。3年間ありがとうJFL。
いよいよ12月に入り、師走という圧倒今に過ぎ去る季節の到来が、寒気とともにやってきました。
そんな中、FC今治の2019シーズンが最終節を迎えました。
三度目の正直で手にしたJ3への切符。そのシーズンを締めくくる試合となりました。
およそ半年間で行ったホーム戦15試合。
そのどれもが今治の人にとって小さなお祭りで、一つの目標であるJリーグへの昇格が無事決まり、来シーズンからは次のステージです。
その締めくくり。
この日も多くの人がありがとうサービス.夢スタジアムに集まりました。
この光景も来年3月頃でしょうか。それまでおやすみです。JFLチームとして行ったこのフットボールパークも、J3へ昇格する来年どんなことになるのか、楽しみです。
さて、この試合ですが、試合中の写真ももちろんあるんですが、その後の写真も多く、結果も含めて短めにいきたいと思います。
まず。誰もが驚いた今日のサプライズ。
なんの告知もない中で登場したのはこの人。
GENERATIONS、EXILEとして活躍する白濱亜嵐さんの登場。
会場からは、これぞ黄色い声援という声が上がりました。
ユフォームのデザインなど、愛媛県出身の白濱亜嵐さんは何度も応援にかけつけてくれており、今回もなんとサプライズの登場で会場を沸かせてくれました。
めちゃくちゃかっこよくて、ファンサービスも満点。まさにスターでした。
そんな力強い応援に加え、EXPG STUDIOMATSUYAMAのみなさんのパフォーマンス。
準備は万端です。
試合はいつもの布陣とほとんど変更はなく、いつものメンバーで臨みます。
入場の際には、コレオグラフィーが実施され、FC今治カラーである青と黄色にゴール裏が染まりました。
前半から一進一退の攻防は続きます。
何度もゴール前には迫るものの、ゴールネットを揺らすまでには至らず。
キーパーとディフェンダーの間に通るパスもあと一歩のところで届かず。
前半を0-0で折り返します。
ハーフタイムには、8BEAT STREET DANCE STUDIOのみなさんのパフォーマンス。
緑の芝生に、真っ白な衣装がよく映える素敵なパフォーマンスで盛り上げてくれます。
後半になっても、主導権をどちらも握れず、両チームともチャンスこそ作れど、ゴールを奪うことはできません。
前半後半ともに、相手よりも少ないシュート数の8本。
橋本選手のミドルシュート。
有間選手の突破も実らず。
今シーズン、JFLの最小失点で終えたものの、攻撃の部分では今後に課題の残す展開となりました。
後半途中からは、今シーズン限りでの退団が発表された背番号5番太田康介選手。
こちらも退団が発表された背番号13番FW内村圭宏選手。
最後まで夢スタで勇姿を見せてくれました。
最後までゴールに迫ったものの、スコアレスドローでホイッスル。
記念すべき2019シーズンの最終節は0-0での結末となりました。
試合後、選手たちはスタンドのファン・サポーターと一緒に記念撮影。
この日は普段より多くの人が試合後もスタジアムに残り、選手との別れを惜しんでいました。
すべての方向で写真を撮ったあとには、まずは栄光の航海、
最後まで手を抜きません。
金子選手最後までありがとうございました。
矢野社長のお話。
白濱亜嵐さんも一緒の記念撮影。
みんないい笑顔です。
そして、退団のセレモニー。
この時期になるとファン・サポーターにとってもいろんな感情が交錯しますし、選手たちもいろんな感情が入り混ざっていると思います。
思いの丈をすべて伝えることはできていないかもしれませんが、選手たちのコメントです。
コメントをほとんどそのままテキストにしました。ぜひ読んでみていただければと思います。
「すごいいっつもあったかい顔がいつも見えるんですけど、あったかい声援がすごい力になったし、めちゃくちゃ気持ちよくサッカーできました。来年はいなくなりますけど、DAZNで試合を見て応援してるし、FC今治がどんどん大きくなるのを楽しみにしてます。またどこかで会いましょう。ありがとうございました。」背番号13番FW内村圭宏選手。
「目標であるJリーグ昇格っていうのをぼくはイメージしてここに入ってきたんで、それが達成できてすごく嬉しく思っております。
まだこの先、現役生活をするか現役引退をするかわかんないですけども、もしチームがなかった場合は、三人の子どもと食べ盛りの嫁がいるので、今治のみなさん、仕事があったら一報をください。2年間本当にありがとうございました。」背番号5番太田康介選手
「2年半在籍させてもらったんですけど、個人的には昨シーズンプレイするチームがなかった時に、工藤さん、クラブがぼくを読んでくれて、もう一回自分にサッカーする場所を与えてくれて、本当に感謝しています。そして、プロになって初めてのチームがFC今治ということで、サッカーも人間的にもたくさん成長させてもらったクラブだと思います。
リリースのコメントにも書いた通り、今年は背番号39番のユニフォームを着てくれている人が多くいるな〜と本当にシーズン始まってから思っていて、その人たちの応援に応えたいってずっと思ったんですけど、なかなか出場機会が与えられず、その願いはかなわなかったんですけど。これからもサッカーを続けるので、今日皆さんがもらったであろうぼくのカードが、いつか価値あるものになるように、これからも頑張ります。2年半ありがとうございました。」背番号39番向井章人選手
「在籍2年半の中で、ぼくがまともにプレイできたのは今年の1年間だけでしたが、サッカーを通して、出会った多くの方々にたくさん支えてもらいながら、ここでプレイできたことを本当に感謝しています。ありがとうございました。
そして、ここで学んだ吉武さん、工藤さん、小野さんのサッカーをこれからのサッカー人生でつなげていき、さらに成長していくために、さらにうまくなるために頑張っていきます。2年半本当にありがとうございました。」背番号11番中野雅臣選手
「成長して、また今治に帰ってきます。I love Imabari. ありがとうございました。」
背番号23番クラッキ選手
「2回の昇格を味わえて、クラブに貢献できて、本当に幸せな4年間でした。4年間の中で、今治で出会った人。クラブ関係者、ファンサポーター、スポンサー、本当にいろんな人に支えられてプレイすることができました。
僕の夢は、このクラブとともにJ1までいくことでしてたけど、達成できず悔しい想いもあります。でも、ここで終わりたくないのが本音で、必ず今治の地に帰ってきたいってまた一つの目標ができました。
次は相手チームとしてこの夢スタでプレイし、FC今治を倒したいと思っています。まだまだ上を目指してこれから頑張っていきたいと思います。こんなぼくですけど、これからも応援よろしくお願いします。4年間ありがとうございました。」背番号8番上村岬選手
「ぼくが、FC今治の選手としてここに立つのは今日が最後となります。桜井のピッチから始まり、あのピッチに2000人が入った時は、本当に感動しました。そして、JFLに昇格し、夢スタのこけら落としでは5000人が入り本当に感動しました。
二度の残留を経て、今年J3に昇格することができました。今年1年間はピッチの外から見ることが多く、チームの力になれているのかすごい不安でいっぱいだったんですが、みなさんの温かい声援のおかげで1年か頑張ることができました。ありがとうございます。
チームを離れてしまいますが、今治という街と、今治の人々は決して忘れません。そしてこのFC今治をいつまでも応援し続けます。
違うチームになってしまいますが、対戦相手として必ずこのピッチに戻ってきたいと思います。本当に4年間温かい声援をありがとうございました。」背番号2番金子雄祐選手
ファン・サポーターはもちろん、選手同士も別れを惜しんでいました。
こうしてFC今治の2019シーズンは終わりました。
ここからは2020シーズンに向けた戦いが始まっているといってもいいかもしれません。
この日の観客数は3,895名。
今シーズンは一度も4000人を超えることなく終了しました。
全国的な知名度は高いかもしれませんが、これからの長い道のりを考えると、まだまだ課題は山積みです。
少しずつ、今治という街と一緒に大きくなっていくことを願っています。
みとん今治も、来シーズンはどんな形になるかはわかりませんが、もっと楽しいお祭りになるように。今治とサッカーチームが融合していけるように、応援していきたいと思っています。
選手の皆さん、スタッフの皆さん、ファン・サポーターの皆さん、2019シーズンもありがとうございました。
FC今治ファミリーの絆は、これからもいつまでも。
退団する選手、そしてこれから加入するであろう選手。
そのみんなが来てよかったと思える街でありたいですね。
2019シーズン、おつかれさまでした。そして、昇格おめでとうございました!
選手の詳しいインタビューも掲載しております。ぜひこちらも合わせてご覧ください!