ホーム初勝利!JFL初の2連勝!勝ったぞFC今治!
ようやく今年初のホーム戦の勝利!
しばらく勝利の味から遠ざかっていたファンもようやく少し安心したんじゃないでしょうか。
本日FC今治のJFL第11節vsMIOびわこ滋賀とのホーム戦が開催されました。
本日は、「バリィさんマッチデー」。
ということでもちろん今治が誇る最上級のゆるキャラもやってきてました。
ユニフォームをタイトに着こなす姿はさすがといったところでしょうか。
ホーム戦でありながら、広島市での開催。
その第3戦目です。
ここからしばらく広島開催はお休みになりますが、この日の観客総数は777名。
一番少ない!!!
でもなんか並びはいい数字。複雑な心境です。
この日も暑い中多くのサポーターがかけつけました。
試合前には尾道の「スタジオ来夢」さんのパフォーマンスが会場を賑わせました。
そんなこんなで試合も始まります。
この日は前節に引き続き岡田オーナーもベンチに入り戦況を見つめます。
いつものように結論からいきましょう。
ファイナルスコアは、2−1の勝利。
いやぁ。久しぶりに勝利を見ましたね。
今日のエスコートキッズはダブルということで両脇に少年を携えて入場しました。
なんかめっちゃ人数おるでしょ。
こういうこともあるんですね。
試合に入ると、この日もFC今治らしい攻撃で、相手を攻め立てます。
そうすると、前半38分にはこの人。
背番号10番FW桑島良汰選手がGOAL!!
たまらんですね。
久しぶりに眼の前でゴールを見たので興奮状態。
試合後に話を聞くと、
「三田選手からセンタリングが入るのがわかったので、それにぼくと長尾選手とどちらかに合うように中に入りました。ホームで全然勝ててなかったので、絶対勝ちたかったしゴールをと思ってたので、決めれて良かったです。」
「観客のみなさんの声ってすごく聞こえてて、今日とかだと『ロンペ』っていう言葉はすごくよく聞こえました。そうした声がすごく力になるので、みなさんの期待にゴールという形でこれからも応えていきたいと思います。」
と話してくれました。
そのまま前半を終了し、迎えた後半。
後半21分に追いつかれるものの、迎えた後半33分。
決めたのはこの男。
PKを獲得し、
もう相手を見すぎるくらい見て、じっくりキーパーを動かせて、
どん。
恐ろしすぎるほど落ち着いてゴール左隅に流し込みました。
そのことを三田選手に試合後に伺うと、
「ラインメール青森時代からPKは蹴っていたので今日はみんなに後押しされてキッカーになりました。PKはいつでも緊張しますね。」と話すものの、その様子はこれでもかというほど落ち着いてました。
そのことを聞くと、
「キーパーの動きをじっと見て動いたのを確認して蹴ります。なのでずっとキーパーを見ながら蹴るんですけど、今日は早くにキーパーが右に動くのがわかったので、『いただきます。』って感じで左に蹴りました。笑」
「負けが続いていたこともあるので、もっといっぱい勝利を届けて、ホーム戦でもっといっぱいお客さんが来てくれるように頑張ります!」
と話してくれました。
今日の応援は育成世代の選手たちも参加して、後半から大音量に。
その勢いもあり、見事に勝利を収めました。
いやぁ実によかった。
勝った後ってみんな笑顔なんですよね。
それがなんか嬉しいですね。
ここからは選手の勇姿を何人かご紹介。
前線で巧みなボールコントロールを披露した背番号29番MF可児壮隆選手。
この日はサイドアタッカーとして先発出場し、縦横無尽に駆け回った背番号5番MF金子雄祐選手。
なんかこの3人連なってる絵が好きです。
こうは途中から出場し、何度も攻撃参加しチャンスを演出した背番号8番MF上村岬選手。
後半から出場した背番号25番MF楠美圭史選手。この日がホーム戦初出場!のはず。
そしてこの形相のように、ほんとに最後まで泥臭く走り回る背番号13番MF玉城峻吾選手。
先発出場し、得点にも絡んだ背番号9番FW長尾善公選手。
途中交代で悔しい気持ちもあるとは思うんですけど、ピッチ外でぐるっと回って近くに来てカメラを向けるとこの笑顔。最高。
無事バリィさんマッチデーを勝利で飾りました。
最後はヒーローインタビューも行われ、盛大な拍手に包まれました。
この日は、前日に行われたBari Challenge University(BCU)のOB会の面々も観戦に。
この模様は後日掲載しますが、熱い若者が今治に集まってるんですよ。
その事実をまたご報告させていただきます。
そして本日ご協力いただいたサポーターさんは、高校生の3名。
若い3人が最前列に座ってたのでこれはと思い声をかけさせてもらいました。
背番号1番GK岩脇選手推しの、しゅりさん(17歳)。背番号11番FW佐保選手推しの、かりんさん(17歳)。
ユニフォームを着たお二人は、桜井での試合で、お友達が出演したパフォーマンスのダンスを見に行ったことがFC今治の応援に来るようになったきっかけだそうです。
やっぱり大事なんですね地元の人たちのパフォーマンス。
これからもどんどん取り入れてもらいましょう。
そして右側のまゆさん(16歳)は、この2人に誘われて本日初参戦。
ファンになるきっかけはそれぞれなんだなと再認識されますね。
こういった若い人たちの熱量がまたすごく選手たちの刺激になりますもんね。
そしてそして。
最後はみなさんが気になってる人を。
はにかむ表情がかわいい背番号3番DF金井龍生選手。
現在懸命なリハビリ活動中。
「リハビリはやっぱり一人で孤独なんで、こうして試合を見に来て刺激をもらってます。9月10日の夢スタ出場をもちろん目指してはいますけど、焦らずしっかり治してまたみなさんの前でプレイしたいと思います。」
と、静かな闘志を内に秘めてしっかりとした口調で前を見据えてました。
頼れる男をピッチでまた見たいですね。
さぁ。ようやく連勝ができました。
昨年のように勝って当たり前というカテゴリーではありませんが、選手たちは前をしっかり見据えてますし、チームも常に前を、上を見て進んでいます。
だがしかし。
777人という観客数ではJFLへの道筋は厳しいものになります。
暑い中ですが、きっと楽しめる、元気をもらえる試合を選手たちはしてくれると思います。
ぜひ1度も行ったことない人は足を運んでみましょう。
そしてみんなで盛り上げていきましょう!