【コラム】“旅と絵” The無計画!楽しかったセブ島留学(近藤穂波)
こんにちは!先月名字が変わりました。
近藤改めDewerchinになりました。
アーティスト名はHonami D. Kondoで活動しようと思います!
ワンピースのモンキー・D・ルフィみたいでカッコいいなと思ったからです。
先月、お知らせしていた絵本原画展ですが、大盛況で幕を閉じました。
ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました!
絵本のご注文もたくさん頂き感謝感謝です!!
絵本や絵画の感想も聞けて、私にとって大変充実した一週間となりました。
また、このコラムをたくさんの方に読んで頂けていることを知り、嬉しかったです。
そしてその反面、もっとちゃんとした文章を書かねば!と焦っております。
しかし突然文章がうまくなるはずもないので、私らしくのんびりやっていこうと思います。
さて今回は、セブ島留学のお話です。
セドナから帰って英語学習に本気になった私が貯金ほぼ0の状態からどうやって半年で留学費用を稼いだのか、留学先の決め方、それからセブ島留学を通して学んだことについてお話ししようと思います。
〜留学先の決め方〜
どうやって留学先を決めたのかというと、はじめに「授業の質と費用のコストパフォーマンス」に着目しました。
次に「半年で留学費用を作れて、いい環境で勉強できる場所」という2点で考えました。
とりあえず消去法で「費用的にヨーロッパは高い。」「アメリカ英語は早すぎて聞き取れる気がしない。」とヨーロッパとアメリカは却下。
どこかクオリティーの高い授業が受けられてお手頃価格の留学先はないものか…と考えているところに、インスタグラムで“セブ島留学”を見つけました。
セブ島は、たくさんの島からなるフィリピン共和国の島のひとつで、アジア圏で一番英語を流暢に話せる国として知られています。
物価が安く日本にも比較的近いので、生活費・交通費を他の国と比べて格段に安く抑えられるのです。
フィリピンには数多くの語学学校があり、情報が多すぎてどこが良いのかよくわからなくなったので、最初にインスタグラムで見つけたセブ島にあるETHOSという学校に、「よし、もうどこでもいいやここにしよう」という気持ちで決めました。
結局最後はノリとタイミングですよね!
とは言っても、ETHOSはとても魅力的で、セブ島という常夏の国でアメリカ人講師からネイティブ英語を優しく学べる学校なのです。
また、その講師のお宅にホームステイさせてもらえるので、1日中英語を話す機会が得られます。(留学生たちとルームシェアしていたのでいっぱい日本語も喋っていましたけどね)
〜留学費用の稼ぎ方〜
私は留学をしようと決めてすぐ、その時働いていたアパレルショップを退社しました。
行くと決めたらすぐにでも行きたい私なので、どこかに手っ取り早く健全に稼げる仕事はないかと探していたところ、新店舗オープンの求人を見つけました。
ファミレスです。
時給も他のバイトより断然高く、見つけたその場で電話し面接のアポを取りました。
しかし、その時はまだアパレルで働いていたし、急すぎて美容室に行く時間がなかったので金髪で面接に行くことに…。
面接後、なかなか連絡が来ず「落ちたー!私を雇わないなんてどうかしている!」と友達に愚痴をこぼしていたら、「飲食店の面接に金髪で行って採用されると思っている方がどうかしている」と切り返されてしまいました。
が、しかし!その翌日採用されました。
後に店長が「金髪で飲食店の面接に来るヤツなんてどうかしているが、採用した自分もどうかしている」と言っていた時は笑いました。
私はこのバイトを始めて2カ月で8キロ体重が落ちます。
「いっぱい働かせてください」と言うと、ちょっと公には言いにくい鬼のシフトを快く作ってくれ、バンバン稼がせてくれたので、お陰様でほぼ貯金のなかった私ですが、セブ島留学に必要な額は2カ月程で貯まりました。
〜セブ島留学にいくらかかったのか?〜
どこの学校に行くか、どのくらいの期間留学するかによっても変わりますが、私は2カ月間の留学で学費が35万円くらいでした。ホームステイ代も込みです。
この他にVISA、生活費、交通費、旅行やアクティビティなどにお金を使いましたが、全部合わせても60万円しないくらいだったと思います。
アメリカ、ヨーロッパ、カナダだと最低でも100万円~というので、かなりお得な留学価格でした。
しかし留学中の土日を利用してオスロブに遊びに行った時のバス道中、隣に座っていたフィリピン人が語学学校の先生だとかで、私がどこの学校に通っているかとか、学費についての話題になり、質問に答えると、「2カ月で35万円⁈それは高すぎるよー」と言われました。
はい、知っていますとも。セブ島にはもっと安いところはたくさんある…、しかし!ETHOSには魅力的なところがたくさんあったし、選んでよかったと思っています。
でも、セブ島に着いて学校のスタッフさんに会うまでは内心、「やっべー騙されたかも?」と思っていました。
その頃語学留学エージェントを装った詐欺がニュースで報道されていたし、学校の存在はインターネット上でしか確認出来ない、そして兄弟2人ともう1人というとても小さなエージェントでしたので、少し怪しい…(失礼ですね!すみません!)。
極めつけは支払い間際になっての値上げ…(これは政府が決めたことだから仕方なかったのですが)。
のんきな私は飛行機の中で「あれ?これ詐欺だったらどうしようかな?」と思ったのでした。
〜セブ島についた初日から大事件!私のセブ島留学記〜
さて、セブ島についたらインターンの方が空港で待っていてくれました。
ここで「詐欺ではなかった!疑ってしまってすみません!」というセブ島に着いたという感動ではなく、安心と申し訳なさの入り混じった気持ちでいっぱいになりました。
そして何となく身軽な私。
学長と先生と他の留学生と合流してランチをした後「荷物それだけ?」と聞かれ、「そうですよー、キャリーケースと、ポシェットと、リュックで来ました。あれ?リュックどこだ?」空港に忘れてきたことに気が付きました。(泣)
フィリピンで失くしたものは帰ってこないというのがセオリーらしいのですが、とりあえず空港まで連れて行ってもらい、先生が空港の方と話して、いろんなところに案内されて、いろんな紙にサインして、長い時間待って…、無事リュックが返ってきました。
いつでも最初が最悪であれば、その後は快適な私の旅。
その後はそれほど大きな事件は無く、留学生活を快適に楽しむことが出来ました。
〜肝心の英語はというと〜
セブ島は海がとてもきれいで、マリンスポーツやジンベイザメと一緒に泳げるツアーがとても人気の場所です。
土日はその誘惑に負け、片言の英語でジプニーという現地の危うい交通機関に飛び乗り、どこまでも行きました。
はっきり言って、セブ島で身に着けたのは英語というより泳ぎと度胸です◎
いや、英語は全然だったかというとそうでもなくて、セブ島留学後にベルギー人の主人と出会い、なんとか会話が出来ていたので英語もそれなりに上達していたようです。
一見、英語となんの関係もないように感じるこの「度胸」ですが、実は英語を話す上でとても大事で必要なことでした。
日本人は単語も文法もよく知っているのに会話ができない。
その原因は、話す機会が断然に少ないことと、度胸がない(自信がない)ことだからです。
〜日本と海外の考え方の違い〜
海外の人達は、自分の意見を堂々と言います。
それが正解か間違っているとかは関係ありません。
ただ自分の思いを伝えたいのです。
それって素敵だなと思って、私も見習うことにしました。
また、人からどう見られているかを考えている日本人とは裏腹に、自分をどう見せたいかを主観のみで考えています。
自分の人生の舵を取る時、それは自分を自分の真ん中に置くという感覚でしょうか…、とても大事だなと思ました。
日本が窮屈だなと感じた時や、自信ってどうやって持てばいいんだろう?と思った時は、海外旅行がオススメです。
カフェのテラス席で人間観察をしましょう!
セブ島へ訪れた際は是非、度胸と泳ぎをマスターしてみてください♪
ちょっと長くなってしまったので今回はここでおしまいにして、次回はセブ島での出会いと、ワーキングホリデーで行ったカナダについて書きたいと思います!
最後まで読んでくださってありがとうございました\(^o^)/
近藤 穂波
お遍路の旅路は私のInstagramに詳しく綴っています。
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