ばりじんNo.47。English House・井上祐梨子さん 〜Job marche〜

アラーキー

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海外経験を経て、活かせる仕事へ。

今年度から始まった「Job Marche 〜働けるいまばり〜」の記事が今日から次々と公開されます。

20名近くの、今治で働く女性を取材しました。ぜひ2月いっぱいは、この「Job Marche」シリーズをぜひお楽しみください。

ばりじん47人目のご紹介は、英会話教室English House の井上祐梨子さんです。

海外での経験も豊富に持ち、現在は2児のママとしても、英会話教室の事務職としても活躍する井上さん。文化の違う人たちとのコミュニケーションや、学生時代に目指したこと、これからの夢についてお話をお伺いしました。

ぜひ最後までご覧ください。

留学経験で大きく変化した学生時代

学生時代に多くの人が一度は夢見るであろう海外留学。井上さんは高校生の時に初の海外留学を経験し、その後は大学、さらには就職まで海外でと、海外での生活を強く意識した学生生活だったようです。

ーー井上さんのご出身はどちらですか。

松山です。

ーーどんな学生時代でしたか。

とくにこれといってはないんですけど、母が英会話教室をしていたこともあり、海外への意識は強かったと思います。海外の方との交流はあったので。

母に習っていたわけではないんですけどね。笑

ーー留学にも行かれたんですか。

一番初めは16歳の時にカナダに行きました。

ーーそこからずっと海外ですか。

いえ、高校を卒業して半年後に次はLA(ロサンゼルス)の大学に留学しました。

ーーどんな大学だったんですか。

カリフォルニア州立大学で、ホスピタリティマネジメント学科というホテルとレストランのマネジメントみたいなのを学ぶところに行きました。

日本でいうと経済学部みたいなところだと思います。

ーーアメリカの大学は入るの簡単で、卒業がしんどいという風に聞いたことあるんですが。

私が入ったときは、まず英語のレベルチェックみたいなのがあって、それでどのステージから始まるかみたいなのがあるんですよ。私はそのチェックで5段階のうちの4だったので、なんか一気にレベルの高いところに放り込まれた感じで。

はじめは大学じゃなくて短大から入って、編入したという経緯なんですけど、そこから講義に入るともう別世界でしたね。

いけるかなと思ってたんですけど、3ヶ月間はさっぱりでした。講義が始まるともう全然ついていけなかったです。

ーーホームシックとかにならなかったですか。

勉強に必死すぎてそれどころじゃなかったです。笑

当時は誰彼構わず、いろんな人に講義の内容とかを聞き回ってましたね。

ーーどれくらいから英語が馴染んでくるんですか。

それが、急に開けるんですよ。笑

なんか一気にパッといろんなことが理解できるようになる時がくるんですよ。

ーー夢も英語になったりするんですか。

そうですそうです、それもありましたね。

ホテル学を学んで、ホテルへ就職

日本ではあまり聞きなれないホテル・レストランマネジメントという専門職で学んだ大学生活。そこからの就職先はやはりホテルだったようです。ビザの関係で長くは働けなかったものの、ホスピタリティ関係のお仕事をずっと続けてきました。

ーー大学生活は無事卒業できましたか。

なんとかできました。

ーーそこからアメリカで就職ですか。

そうです。アメリカの4年制大学を卒業した学生は、ビザの関係で1年間働けるんですよ。
それで、日本のホテルのロサンゼルス事業所のようなところで働きました。

ーーなんか聞くだけでキラキラしてますね。

そんなことないですよ。笑

ーーそれではどのタイミングで日本へ。

よく聞くと思うんですけど、アメリカのビザって許可もらえるのがなかなか難しくて。それで卒業後の1年間のものしかもらえないってことだったので、諦めてました。

それからも東京でバリバリ外資系のホテルっていうイメージだったんですけど、まずは地元でお金を貯めようと思い、松山で就職することになりました。

ーーパワーを貯めていたんですね。

そこから2年経って、よし!転職だ!というタイミングが、結婚のタイミングだったので、結局東京で働くということはなかったんですけど。

ーーそれで愛媛に残ったんですね。

そこで働くことを選択してなかったら、こうして今二人の子どもに囲まれることもないですし、家族をもつ幸せを感じているので、ターニングポイントでいい選択ができたかなと思っています。

でもバリバリ働いてたらどうなっていたんだろうって気持ちも少しはありますね。

ーー英会話教室をしようとは思わなかったんですね。

それがなかったんですよね。仕事の中で英語が使えるような仕事しか考えてなかったです。

英語を活かせる職場を探しつつ

愛媛で結婚、出産を経験した井上さん。ご主人の仕事の都合上転勤があるため、今までもこれからも場所を移すことが多くなります。そんな中今治で出会ったのが今の職場English House。子育てとの両立を実現しながら、楽しく働けていると言います。

ーー今治へは転勤で。

主人の仕事の関係で転勤があるので、松山から山口に行って、岡山に行って、1年前くらいに今治へきました。

ーーどこでEnglish Houseを見つけたんですか。

ハローワークで紹介されました。出産からかなりブランクがあったのもあって不安だったんですけど、次男が幼稚園に上がるタイミングで外に出て働こうと思っていたところだったんです。

英語も活かせるだろうし、社会との接点も持っていたいというのもあって、働き始めました。

ーーどんなお仕事をされているんですか。

私は先生ではないので、保護者の方々とのやりとりや、外国人講師との情報交換とか、裏方の仕事を担当しています。その業務を二人でやっています。

ーー働いていて大変なところはありますか。

やっぱり英語だと表現がストレートだったりするので、社長と講師の間だったり、講師と生徒さんとの間に入ったりするので、その調整役としての立ち位置とか言葉の表現とかは、他の仕事にない難しさだと思いますね。

ーー英語を話す機会はないんですか。

生徒さんと向かい合うことこそないんですけど、この教室は外国人講師の人も多くいるので、その人たちとは英語なのでちょこちょこ使う感じですかね。

ーー仕事と子育ての両立の中で、どんな息抜きしてますか。

近くに住んでいるお友達とかと話したり、やっぱり人と会うことですかね。

あとは先月初めて家族みんなで海外旅行行けたんです。それも岡山にいたときのお友達家族とだったので、転勤して大変なこともあるんですけど、いろんな土地に友達ができるというのは一つ大きなメリットだと思います。

ーーじゃあ急に一人の時間が3時間できました。何しますか。

ん〜なんだろ。めちゃくちゃ悩みますね。笑

映画もしばらく行ってないので映画も行きたいですし、ケーキ屋さん巡りもしたいし、ゆっくり買い物もしたいですね。全然時間足らないです!笑

いつかは留学生の受け入れ先に

海外経験を経てさらに、日本でも転勤でいろんな場所を訪れることになっている井上さん。ただ、将来的にはどこかに拠点をおき、かつて自分が受け入れられていた側、日本に来る留学生の受け皿になりたいとも話してくれました。2人のお子さんを育てながら、常に学んでいたいという気持ちを強くもっているようです。

ーーこれから何かやっていきたいことはありますか。

転勤妻なので、どこにいっても働けるような資格やスキルを身に付けなきゃいけないなという気持ちはいつも持っています。持ち運び可能な。

ーー英語があるじゃないですか。

いやいやそれだけじゃだめなんですよ。笑

いろんな会社に所属して、何かその企業に貢献できるような人にならなきゃという気持ちです。

ーー知らない土地に行くのは不安ですもんね。

以前山口でも岡山でも、もちろん今治でもそうなんですけど、いろんな人と出会って貴重な経験ができたので、周りの人に恵まれているなとは感じています。

ーーそれは海外経験が活きてる。

それもあるかもしれないですね。見知らぬ土地で、文化も何もかも違うところでなんとかやっていけたし、わからなければどんどん周りの人に聞いていくスタイルなので、うまく溶け込めているかもしれません。

ーーこれからも英語を活かしていきたい。

そうですね。

それと、自分の子どもたちに「地元」を作ってあげたいっていう気持ちもありますし、英語でなにかしたいってのもあるので、いろんなことが思い浮かぶんですけど。

自分がルームシェアしてたこともあるので、日本で学んだり働いたりする留学生の受け皿になりたいですし、文化交流みたいなのもやりたいですし、本当にいろいろしていきたいですね。

ーーご自身のお子さんに留学はさせたいですか。

まあ本人たちが希望すればってくらいですかね。

申し出があれば考えるということになるかと思います。笑

 


柔らかな表情で、終始にこにこでお話してくれた、圧倒的なコミュニケーション能力をもつ井上さん。

取材後もまだまだ話せる内容はあり、いろんな経験を経て、さらに自身のやりたいことなどをしっかり持っているといった印象でした。

インタビュー中一度も英語が聞けるシーンはなかったんですが、内に秘めたる才能がどこかで発揮されるであろうとこを楽しみにしたいと思っています。

 

English House 井上祐梨子

English House HP