天羽比杯。絆は天まで届く。
第4回天羽比杯!
昨年も取材しました天羽比杯。
今年も開催されるということで、取材に行ってきました。
何を隠そう。
現地に着いたときに、メモリーカードが入ってないことに気づき、愕然。
結局携帯での撮影を余儀なくされることに。
天羽比くんごめんなさい。
開会の挨拶は小学6年生の若さで他界してしまった天羽比くんのお母さん。
この天羽比杯というのは、小学6年生の野球チーム「菊玉シニア」のエースを務めていた、田中天羽比くんの名前を冠した大会。
小学6年生の、野球が一番楽しい時期に脳出血で亡くなりました。
その後地域の子供に野球をもっとできる機会をと考えた天羽比くんのお父さんも、脳出血で亡くなったそうです。
そんな想いを乗せた大事な大会。
前回の様子はこちら(写真は昨年の方が格段によい)→「白球に乗せた想い、天まで届け。」
いろんな方の支えもありながら、今年で第4回。
まさに「仲間の絆」を確認するにふさわしい。
さらには、野球ができる喜びを感じれる大会であることは間違いありません。
4年も経つと、天羽比くんを知る子供も少なくなるかもしれませんが、
バックネット裏に貼られた新聞記事を読む少年たち。
こうして想いは次世代へ繋がれていきます。
長く続くことを祈るばかりです。
そして、選手宣誓は天羽比くんの妹さん。田中亜湖さん。
天羽比くんが亡くなった年齢、小学6年生になり、お兄ちゃんの背番号1番を引き継ぐ形で、この大会にも出場。
当人を全然知らない僕でも胸が熱くなりました。
今年は全12チームが参加。
久しぶりに少年野球をゆっくり見ようと、第一試合をそのまま見ていくことに。
もうすでに20年前くらいになりますかね。
かつて今治の怪童と呼ばれたとか呼ばれてないとかいう時期がすごく懐かしく、親になった気持ちで試合観戦。
今も昔も全力は美しいし、野球というスポーツを通して仲間ができ、青春を駆け抜ける姿はこうして改めて見ると楽しくもあり、嬉しくもあります。
メモリーカードさえ忘れてなければもっといい絵が撮れたんですが。。。
来年もまたリベンジさせてください。
ぼくもスポーツ大好き人間としては、こうした少年野球もそうですが、よく取材に行っているFC今治についても、やはりスポーツが持つ力というのを感じずにはいられません。
これからもどんどんいろんなスポーツ取材していきたいし、発信していきいたなぁ。
ぜひ取材要請をいただければ。都合がつけばどんどん出かけていきたいと思います!