みんなで作る「IMABARI Color Show 2021」がしまなみアースランドにて開催中!9月23日まで!
今年のColor Showは応募型の展示!
タオルの街今治。
その名にふさわしく、今ではひとつの大きなブランドとして今治タオルは全国的にも認知されています。
その一方で、なかなか地元今治では、どんなことをしているのか、どんなふうに作られているのか知らないことも多くあります。
地元から、その文化を理解していくことも大事なことです。
愛媛県繊維染色工業組合が2017年からスタートさせた活動「IMABARI Color Show」。
2017年末に東京からスタートし、2018年には、はーばりーにて、1000色のレシピということで展示が行われました。
「IMABARI Color Showが2月12日まで開催中!」
そして2019年、2020年には、今治公会堂にて1000色の波が公開されました。
「IMABARI Color Show 2019が開幕!今年は4日間、今治市公会堂で開催中!」
「1000色のアートで染色を。IMABARI Color Showが開幕!3月1日まで!」
そして迎えた2021年。
今年は例年と異なり、SDGsの取り組みの一環として、「捨てられるモノをアート作品としてもう一度輝かせてほしい」というコンセプトでアート作品を公募。
本来使われることのなかった色糸残糸や染生地などを用いたアート作品を募集し、選考した作品が展示されるイベントとなりました。
今回の会場は、しまなみアースランド。
こちらで展示が行われています。
入り口にはこちら。
今治市立日吉中学校美術部の準グランプリ作品。「Cotton 幻想即興曲」
廃棄予定だった染色糸を使ってカラフルな木の実を表現しています。
そして中に入ると、天井を埋め尽くすランプシェード。
こちらも廃棄される予定の色糸を使った作品。
今治東中等教育学校美術部「Art of colors -未来へ届け!光の傘-」です。
会場を埋め尽くす大きなランプシェードが、頭上を覆います。
廃棄予定だった色糸たちが見事に脚光を浴びている瞬間です。
ホームページには、
いまだコロナ禍の影響が収まらない中だからこそ、人と人とのつながりや、未来への展望、リサイクルや環境保護について今一度みんなで考える展覧会でありたいと思います。
とあります。
有名なタオル産地として、製造業として取り組むSDGs。
環境問題を無視できない現代。
愛媛県繊維染色工業組合ではさまざまな問題と向き合い、廃棄物の削減を実現しているようです。
ぜひ足をお運びいただき、なにかひとつ考えるきっかけになればと思います。
また、準グランプリのもう一つの作品。
愛媛県立愛媛中央産業技術専門校の「IMABARI SDGs Color Kites」は、9月15日から23日まで展示されます。
ぜひこちらもお楽しみください。
IMABARI Color Show 2021
2021年8月27日(金)~9月23日(木)
8時30分〜17時30分
※入場無料