新たな動き!市役所がSNSの利活用を促進する補助金を新設。
全国でも珍しい試みを今治市が実施。
昨今、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)なんて言葉が頻繁に使われるようになりました。
古くはmixiから、Facebook、Twitter 、Instagramなど。
いろんなものがこのネット社会には溢れかえってます。
資料によると、若者が商品やサービスを選ぶ際の約40%がSNSを利用して行われるというデータもあるそうです。
そこで、今回今治市役所は「SNS利活用事業者フォローアップ事業」と銘打ち、消費者が情報発信したくなるような取り組みを支援し、消費者が発信し、消費行動を促進することを目指す事業を開始するそうです。
募集期間は平成30年6月11日〜平成30年7月20日。
簡単に言うと「SNSを積極的に利用してもっと今治市内での消費を活性化しよう」というものです。
では、具体的にどのようなものが対象となるか。
もちろん詳細は市役所HPに譲りますが、以下にいくつか例をあげておきます。
○「SNS映え」する商品・サービス・店舗内外装・パッケージの開発
○「インフルエンサー」と呼ばれるSNS上での有名人などを活用したサービス等のPR事業
○広報・プロモーション活動
などなど。はっきり言ってかなり漠然とした、これといった明確なイメージはありません。
商工振興課の担当の上甲さんの話によると、
「実際、対象事業の可能性はすごく幅広い範囲に及びます。ただし、前提条件となるのが、単にSNSに投稿するようなものではなく、今治に来たくなる、商品を欲しくなるというような市内消費を促す事業であることです。事業者自身ではなく、消費者がSNSに投稿したくなるようなビジネスデザインであることが必要です。」
SNSのその最大の特徴は「拡散すること」です。
「バズる」「炎上する」という表現を使ったりしますが、かつでのメディア媒体とは異なり、どこまでも拡散し、日本全国はもとより、全世界からアクセスが可能となります。
全世界へ届くためには、言葉よりも直感的な絵や写真、デザインが特徴的である必要があります。
そういった消費者、もしくは閲覧者が他の人にも伝えたくなるような事業が必要となります。
以上がざっくりとした事業の説明にはなりますが、細かい条件は他にもいくつかあります。
○営業開始から1年以上経過している
○補助金額は補助対象経費の1/2(上限20万円)※千円未満切り捨て
○(市内に主たる事業所を有している)個人・法人どちらでも申請可能
などです。
もちろん詳しくは市役所HPに細かい情報がありますので、そちらをご確認ください。
前述の上甲さんは、
「特にSNS利用頻度が高い若者に今治の情報に触れることで、若者にとって魅力のあるまちづくりにつながることを期待しています。また、この補助金の存在が、一つの注意喚起というか、SNSなどを始めとするインターネットを使った情報発信についての意識作りになることも同時に願っています。」と話していました。
ちなみに、審査は経営コンサルタントら専門家を交えて行い、8月上旬には交付先が決定される予定です。
事前の資料作成には、市役所を始め、商工会議所等にも相談が可能だそうです。
みとん今治もWeb、SNSに関しては少し知識があるので、我々に相談していただいても応援ができると思います。
新しい、全国的にも珍しいタイプの補助金です。
ぜひアイデアを競い合わせて、有効に活用していきましょう。
申請についての相談、詳細は→
今治市役所商工振興課HP
今治市商工会議所HP
申請よりもさらに前の、SNS等の活用についての相談→
みとん今治お問い合わせ