祝!全国大会出場!常盤ヴィクターズ!
18年ぶり2度目の全国大会出場!
今年の4月〜5月の19日まで開催されました第38回高円宮賜杯全日本学童軟式野球愛媛県大会で見事優勝されました常盤ヴィクターズさんを取材してきました。
愛媛県大会53チームの頂点に見事輝き、全国大会への切符を手に入れました。
優勝してから数週間が経過していましたが、次の大きな舞台に向けて練習しているところにお伺いしてきました。
現在は平日は毎週火曜・木曜の夕方の練習と、土日は練習や試合などを行っているようです。
現在部員は、6年生10人、5年生4人、4年生9人という23人の部員。
市内の小学校などでは、野球部の統廃合などが行われており、単独でのチームは少ないながらも、現在の主力メンバーは、純常盤小学校メンバー。
保護者会会長である曽我部さんのお話によると、
「同じ小学校に通っていることもあり、うちはチームワークが抜群で、ずば抜けたスター選手がいなくても一致団結して勝ち進むことができましたね。」ということでした。
ぼく自身も野球少年時代があったわけですが、その当時は当たり前に各学校にチームがあったものの、小学校さえも統廃合される中で、同じ学校でチームを構成することが強みとなっているようです。
ここで少し懐かしい話をすると、かつてぼくが小学生だった20年くらい前は、常盤ヴィクターズといえば、多くの左打者を打線に並べ、バントなども多用する機動力野球だったんです。
パワーのある強打者だけ右バッターとして中心打者に君臨するというチームだった記憶が鮮明にあります。
実はその当時の監督が、およそ1年前に常盤ヴィクターズの監督に復帰されているそうです。
ということは、今も20年前の野球を再現しているのか??と思いきや、左バッターは全部で4人。機動力はもちろんのこと、とにかくしっかり打つことに重点を置いているみたいです。
時代は変わるということです。
今年のチームは昨年の一つ上のメンバーが少なかったことから、5年生ながら試合に出る選手が多かったこともあり、今年の目標は「全国大会への出場」だったと言います。
初めはそれほど強くなかったそうですが、徐々に力をつけ始め、今年の5月19日に行われた決勝戦で4−3という僅差での逆転勝利をものにし、全国への切符を掴みました。
ということで、県大会で活躍した選手をインタビューしてみました。
なんと、県大会の打率は5割近くを叩き出した9番打者。
恐怖の9番打者として打線を支える渡邉瑛太くん(小6)
主にレフトを守る渡邉くんは、とにかく緊張をしない選手。
「全然緊張しなかったです。」と県大会を振り返り、さらには「全然打てる気がしなかった」と話します。
実は大活躍の裏には監督のあるアドバイスが。
「監督の指示でバットを替えたんですけど、替えたらめっちゃ打てました。」さらには「優勝できると思ってました。」とかなり自信満々で話してくれました。
全国大会への意気込みを聞くと「全国優勝ですね。」と話し「毎試合2安打は最低したい」とこれまた高い目標を立てていました。
頼もしい限りです。
そんな渡邉くんは魚が好きで、サーモンが好物だと言います。
恐怖の9番打者として全国大会でも活躍してくれること間違いなしです。
久しぶりに少年野球をみると懐かしい気持ちでなんか嬉しくなりました。
大きな声で全力で練習する姿。
最高ですね。
小学生のお子さんを持たない方や、野球のことを知らない方の中には、優勝したなんて知らない方も多くいらっしゃるかもしれません。
甲子園とは違いますが、彼らにとっての甲子園が8月にスタートします。
18年ぶり2度目の出場の全国大会。
持ち前のチームワークを発揮して全力で走り回って欲しいですね。
ぜひ今治にお住いの方は応援していただければと思いますし、開催地は東京ですので、関東にお住いの方やご友人などにお声掛けいただき、応援していきましょう。
練習の見学なども可能みたいなので、ぜひFacebookページなどからお問い合わせしてみてください。