今治北高大三島分校が初のオンライン学校説明会を実施!大三島分校の魅力を伝える。
初のオンライン学校説明会!分校の魅力を知ってほしい。
今治に、入学者数が増えなければ廃校の危機にある学校があることはご存知でしょうか。
しまなみ海道の中心に位置する大三島にある今治北高大三島分校は、かつてはその危機にありました。
入学定員数40名に対し、2017年度、2018年度は30名を割り込み、「今後も増えなければ募集停止」という言葉を受け、2019年度、2020年度は見事40名の入学者を迎えることができました。
これら2年間は、積極的に教職員が県外に足を伸ばし、日本全国からの入学者誘致に力を入れてきました。
その活動が実り、県外からの入学者も、地元で受け入れる宿舎も確保して全国から学生を受け入れる準備ができました。
今年も!と意気込んだ矢先に、新型コロナウイルスの影響で県外での活動が制限される中で、初のオンライン学校説明会を開催することになりました。
学校としてはもちろん始めての取り組みでしたが、14名もの学生・保護者が参加し、オンラインでの説明を受けました。
しかもその説明者は、教職員ではなく、ほとんどを学生が説明。
生徒会長の三川さんは、学校全体の説明から、自身が所属する写真部の紹介を含めて1時間たっぷりと参加者の説明に。
県外から入学した生徒たちも、参加者からの質問に答える形で参加し、
県外からの参加者に、生の声を届けることができました。
学校案内では説明しきれない細かな部分、または生徒たち本人が感じた大三島での生活などを細かく伝えることができていました。
県外からの参加者も、生の声が聞ける貴重な機会だったと思います。
さらには参加者からの質問で、「どんな先生がいらっしゃるんですか」という質問については、この日その場にいた先生方もオンラインで参加。
実際県外の説明会などを開催しても、多くの生徒さんや教職員のみなさんと触れ合う機会はありませんが、こうしたオンラインでの開催だと、いろんな人の雰囲気を感じることができるという良さもあります。
およそ1時間に及ぶ説明会をなんなくこなした三川さんと、阿部先生。
無事に終了し、安堵の表情でした。
オンライン説明会後、取材を受ける三川さん。
今治きた高校大三島分校では、お問い合わせしていただければ見学会などは随時受け付けているそうです。
少人数ならではの、距離の近い丁寧な指導が受けることのできる学校。
観光客との関係性もありながら、自然とも共生できる環境の大三島分校。
全国募集での、毎年40人の学生を迎える準備はできているようです。
今後もこうしたzoomを使ったオンライン説明会なども検討されているようです。
詳しくは、大三島分校のホームページを直接ご確認していただき、お問い合わせください。
愛媛県立今治北高等学校 大三島分校
今治市大三島町宮浦5297-2
0897-82-0030