MACCHIは”八百屋カフェ”へ!野菜と果物が並ぶお店へ6月中旬にリニューアル予定!
MACCHIは八百屋カフェに!新たな業態で営業再開!
3月末から、ちょうど2ヶ月ほど営業を休止していた、当法人が運営するカフェ「MACCHI」。
ゲストハウスとの複合店舗のため、県外からのお客さんもくることから、宿泊客も5月いっぱいまですべてキャンセルさせていただき、営業を自粛しておりました。
その間、散々悩みましたが、新たな業態での営業を再開することを決めました。
新しい業態とは、「八百屋カフェ」です。
ぐちゃぐちゃな感じが出ちゃってますが、ぼくが描いたイメージ図です。
ほんとのお店はこんな感じです。
現在のお店の一部を改装し、ここから見て左サイドに野菜・果物をずらりと並べた八百屋さんにしようと思います。
以下、なぜこうした想いになったかを少しお話させていただきます。
まず、こうして2ヶ月も店を閉めることになり、宿泊客もゼロとなり、売上は4月と5月で2.5万円ほどです。
ほとんどゼロに近い数字となりました。
このまま、もう店を閉めようかなと考えることもありました。それが一番楽になれるかなと。
ただ、そんなときに、おんまくや土曜夜市の中止が発表され、心が揺らぎました。
商店街からまたひとつ店を減らしてしまうのかと。
ぼく自身は商店街に小さい頃からの特別強い思い入れがあるわけではありません。生まれ育ったという校区でもありません。
ただ、この2年半という年月が、思ったよりも重かったように思います。
「ここで諦めてたまるか」
そんな想いが次第に強くなり、営業を継続することを決めました。
今まで通りの世界ではないこともまた事実で、気軽にカフェでゆっくりすることが難しい世の中になってしまいました。
そうなったときに、どんなお店なら気軽に立ち寄ってもらえる空間になるかなと思ったときに思いついたのが、八百屋という選択でした。
自粛中もスーパーにはいきますし、さいさいきて屋にも多くの人が訪れていました。
「食」というものと向き合う期間だったかと思いますし、同時に買い物という行動が貴重なものとなりました。
その買い物というものを、地元でもう少し楽しめる方法はないかと思ったときに、生産者の顔がしっかり見える八百屋さんはどうだろうと想いに至りました。
八百屋カフェMACCHIでは、すべての農作物を農家直送で取り扱い、県内農家さんには直接取材に行き、店内で紹介する予定です。
さいさいきて屋のような規模には到底及びませんが、よりひとつひとつの農作物の裏に、作る人の顔が浮かぶお店に、小さいからこそできる取り組みをしていきたいと思っています。
ただ店舗で野菜を売るだけではなく、宅配なども視野に入れていますし、いろんなメニューの開発も行っていきます。
また、お子さんなどに向けた食育などにも取り組んでいきたいと思っています。
まだまだ営業時間等細かい部分については決まってはいませんが、少しずつ詳細情報を更新していきたいと思います。
「なんなんそれ!おもしろそう!働きたい!」という方や、「出荷したい!」という農家さんもぜひご連絡ください。
カフェ・ゲストハウス「MACCHI」は、誰かの心に火をつける「マッチ」の役割、人と人とをつなぐ「マッチング」を「街」で行うという意味を込めました。
一部、ここで出会った人たちや、心に小さな火を灯せた人はいると思いますが、まだまだ道半ばもいいところです。
ここに新たに、農家さん・農産物と消費者の「マッチ」という意味も含まれてきます。
まだまだ火を灯し続ける使命感を勝手に感じています。
商店街で、もう少し頑張ってみようと思います。
夏には大きなイベントはなくなりましたが、八百屋カフェにいくために商店街にきた!と言っていただけるように、これからのお店づくりをしていきたいと思っています。
乞うご期待!
ご興味持たれた方は、荒木の想いなんかを長々と綴った記事もぜひご覧ください。
https://note.com/tkhr_ark/n/nb2e0e11b16eb