高校生が選挙について考えた。
高校生が選挙について考えた。
1月28日の土曜日に、はーばりーの2Fに高校生が集結していました。
そのテーマは、高校生が考える選挙。
前回もご紹介しました今治高校会議所が運営します「選挙はムズいが役に立つ」という選挙啓発イベントが開催されました。
高校生が動き始める、2歩目です。
前回の高校生未来会議はこちら→「新たな試み!高校生未来会議」
今回は前回とは大きく異なり、2月5日に行われます今治市長・市議会議員選挙を目前にし、選挙とは何なのか。どういった参加ができるのかということを話し合いました。
沖縄県でも選挙のことを考える同志からのビデオレターから始まりました。
そのあと、グループを2つに分け、グループディスカッション。
純粋に意見をぶつけ合い、疑問をぶつけ合う機会になりました。
運営者も含め、今回の参加は14名。
今治西高、今治明徳高、大三島分校、松山東高と、4校からの参加でした。
意見の中には、
「選挙に行かずに政治について文句は言えない。」
など、選挙に行く必要性を話す人もいれば、
「部活も勉強も遊びもある中で、優先順位がどうしても下がってしまう。」や、
「車でぐるぐる回ったり、短い演説の中では話の内容が理解できないし、ポスターがあってもほとんど見ないし、情報の取り方もよくわからないし、若者向けの発信ではない。」
など、積極的な参加が難しい背景を話す人もいました。
中には今後、参政権を得る学生もいて、
「いきなり18歳になったからといって考え方が決まるわけでもないので、高校1年の時から関心を持って考えておくべきじゃないか。」
といったいろんな意見が飛び交いました。
今治高校会議所の代表である黒光くんは、こんな投票率で政治が変わることに危機感を持っています。「黒光くんのばりじん。」
そんな想いでこのイベントを企画しました。
数日後には、一番身近なところでの選挙が行われます。
高校生だけではなく、今治市民みんなが考えなきゃいけない課題だと思います。
投票率は低水準で止まっています。
こうした取り組みによって少しずつでも今治市民がわが町のことについて考える機会が増えればいいと私も思っています。
大人が関与しない、高校生が高校生だけで作った高校生のためのイベント。
これからも応援していきたいですね。
2月5日は今治市議会議員選挙です。