どこでも、何でもできてしまう。背番号13番MF玉城峻吾選手。
どこでも、なんでもできてしまう男。
W杯開催記念、FC今治選手紹介全力取材企画。
第３弾は、背番号13番MF玉城峻吾選手です。
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ぜひお祭りに参加していただき、サッカー熱を盛り上げていきましょう。
３日目の今日は玉城選手のご紹介です。今月いっぱい選手紹介月間です。
ぜひ最後までご覧ください。
チームを勝たせることができなかった昨シーズン
ーー昨シーズンのチームを振り返っていただけますか。
「若い選手が多くて、乗ったときはすごく勢いのあっていいチームだったなと。逆に一回悪い方に行っちゃうとストップがかからない悪循環に陥る傾向もありました。それでどうしても勝ち点を伸ばしきれなかったですね。」
ーー個人としてはどんなシーズンでしたか。
「１年間試合に出続けられたというのはすごく自信になったかなと思います。ただ、それが勝利に結びついていなかった部分も多かったので、もったいないというか、もやもやしたものが残るシーズンでした。」（全30試合中28試合に先発出場）
ーー加入１年目からほとんどの試合に出場。
「やっぱり加入１年目というのはスタートからアピールしなきゃという気持ちは強くありましたね。J2から加入したわけですけど、獲ってもらったので、スタートに懸ける思いはありました。」
ーーJ2とはどんな差があったか。
「正直差のようなものはほとんどないですけど、金沢時代はそれほど試合に出てなかったこともあって、１年間試合に出させてもらって、チームを勝たせることがこんなに難しいのかと思いましたね。自分はよくてもチームが勝てないんじゃ意味ないですからね。」
ワクワクを取り戻した今シーズン
ーー新加入選手の印象は？
「新加入の選手は個性豊かで、自分で打開してやろうとする選手が多い印象がありますね。」
ーーそれぞれの選手のカラーが出始めるのか。
「そうですね。昨年と違ってもっと自分の色を出していいんじゃないかと思います。昨年やってみて、やっぱり自分たち次第だなと。やらされてる感じゃ全然意味ないですし。」
ーー今シーズンからポジションも変わったが。
「そうですね。昨年は中盤で少し前めのポジションでしたけど、今シーズンはサイドバックに近いポジションをやっています。」
ーーなにか変わったことはあるか。
「なんか、点を取りたいという欲がすごく湧いてきてるんです。自分がやらなきゃという感覚が強くなって、小学生のときに戻ったような得点欲というのが最近は強くなってますね。たぶんメッシとかもこんな感覚なんじゃないんですかね。常に１年間この気持ちでいたいですね。」（今シーズン開幕以降２ゴールを記録）
ーー昇格へのプレッシャーとかはありますか。
「そこはあまりないですかね。そこを意識し始めるとさっきも言ったようにワクワクできなくなっちゃうと思います。やっぱり自分ら次第だと思ってるので、この今治のサッカーをしっかりやりきれば勝てると思ってます。」
ーー今シーズンは後ろから大きい声を出すシーンが少なくなった。
「今年は太田選手も加入してきたり、圭史（楠美選手）も積極的に大きな声を出してくれてて、自分も出してるんですけど、みんなが自分を出し始めたような気がします。アニキ的な存在も大きいですね。もっとピッチの中で人が変わるくらいになってもいいと思うんですけどね。」
W杯特集！注目選手と優勝予想！
ーーせっかくW杯が開催されるので、優勝国を予想してください。
「ブラジルですね。」
ーー注目選手はいますか。
「フランスのポグバです。」
（引用元：http://www.wowow.co.jp/sports/euro/players_Pogba.html）
充実したプライベート。
ーー普段今治でなにしてますか。
「なんですかね。風呂とか好きですね。かみとくの湯とかに行きます。１人の時間も好きなので結構１人でいたりしますけど、基本的には彼女と一緒に行動します。」
「たまにすし水軍でも働いてますね。」
ーー今治のお気に入りスポットなんかありますか。
「大角海浜公園ですか？あの狭いビーチでのほほんとしてるのがいいですね。好きです。」
ーー何をしている時が一番ハッピーですか。
「結構なにしててもハッピーかもしれないですね。風呂も好きでよく行くんですけど、みんなと飯食べてるのも好きですし、彼女がアクティブなんで、一緒にどっか行くのも楽しいですし。」
ーー彼女が今治に来たのが今シーズンの好調の原因？
「いやぁありますね。そう言っておきます。笑 調子悪いなとか思う時でも、いてくれるだけで結構切り替えれて、やっぱり安心感はありますね。」
とにかく継続すること。
ーー最後にサッカーをする上で心がけていることみたいなのはありますか。
「継続とか、続けることを大事にしています。大学とかでも、プロになっても、続けることで何かあるかなと。」
ーー今年は具体的な目標が。
「今年は８ゴールくらいいきたいですね。ちょっとこいつ今年とったなと思われるくらい。今年はもっと変わんなきゃいけないので、変わったなと思われるくらいにゴールを決めたいですね。」
ーー今年こそ昇格を。
「そうですね。その大きなプレッシャーを楽しみたいですね。J2で試合に出れなかった時代は本当に辛い時代だったので、今をすごく楽しんで、ピッチの中でしっかりした結果を出していきたいです。もう中堅の年なので、試合に出て若い選手を引っ張って影響力を出していきたいですね。」
いつも笑顔で優しい雰囲気をまとった玉城選手。
彼の目はいつも先を見ています。
自分のプレイだけにとどまらず、ファンをもっと増やす方法を、もっとみんなに楽しんでもらえることを常に考えています。
柔和な雰囲気がピッチに上がると一気にファイターに。
今シーズンはさらに子供の頃のワクワク感を取り戻したと話します。
昨年よりもさらに目が離せなくなりました。
彼の進化と、さらなるリーダーシップを今シーズンも期待できそうです。
FC今治
背番号13番MF玉城峻吾
