FC今治、今シーズン初の黒星!!
JFLで初の黒星!
FC今治のJFl第4節。
ラインメール青森と対戦しました。
開催場所は広島県立びんご運動公園。
尾道市での開催。
ホーム戦なのに広島県というなんとも不思議な試合でした。
にもかかわらず、多くのサポートスタッフさんが会場の運営をしていました。
会場には多くの観客が今治から、尾道から駆けつけ、観客動員数903名。
西条での試合とはさすがに比べものにないですが、多くの人が他県にもかかわらず橋を渡って観戦に訪れました。
試合前に行われたU-9のエキシビジョンマッチの表彰が行われ、FC今治の岡田オーナーが選手たちを表彰しました。
いい顔しております。
この日のマッチデースポンサーはNPO法人ツネイシ・スポーツアクトという尾道の会社。
今治市だけではなく他県・他市でのファン獲得にこういった県外での開催も、結果としていい効果を生むかもしれません。
エスコートキッズのしっかりしたカメラ目線をいただきながら、
試合開始です。
試合は前半のFC今治はシュート1本という苦しい展開。
今シーズン、対戦相手のラインメール青森から移籍した背番号24番MF三田尚希選手(24)。
「特別な感情を持つことなく、いつもと同じように試合に望めた。」と話したものの、「結果を出せていないことが申し訳なく思っています。」
と試合後に話してくれました。
そうなんです。
この日は0−1での敗戦。
後半34分にセットプレイからラインメール青森にゴールを許し、そのままゲームセットという結果で、今シーズン初黒星を喫しました。
この日負傷離脱している金井選手の代わりにキャプテンマークを巻いた背番号6番DF中野圭選手(29)。
スタメン出場で前線を走り回った背番号10番桑島良汰選手(24)。
中盤の底で守備と攻撃両方の要となる背番号5番MF金子雄祐選手(23)。
正確な右足でチームをけん引した背番号28番MF小澤司選手(28)。
この日も何度もゴール前に攻める動きを見せた背番号8番MF上村岬選手(25)。
前線で常に全力でボールを追いかけ、ゴール前に脅威を与えた背番号11番FW佐保昴兵衛選手(23)。
後ろからの正確なゲームメイクと、セットプレイでのこのヒールキックを披露した背番号18番DF小野田将人選手(20)。
鼻を強打しながらもこの日はDFの位置から攻撃に何度も顔を出した背番号13番MF玉城峻吾選手(25)。
終了間際に投入され、前線で体を張るレニーこと背番号15番FWスティーブン・レンハート選手(30)。
そしてこの日デビュー戦となった背番号26番FW向井章人選手(18)。
何度も特徴であるドリブルで守備陣を切り裂きました。
記念すべきデビュー戦の感想を聞いてみると、
「緊張とかはなかったです。自然と入れましたけど、やっぱり勝ちにつながらなかったことが悔しかったですね。投入前にレニーからDon’t think ! Feel!と声をかけてもらいましたけど、試合になると連携の部分とぼくの戦術の理解という部分でまだまだなところが多いので、試合の中ですり合わせていってました。」
「やっぱり得点に絡めないとこが悔しいです。」
とデビューの喜びよりも結果のでないことへの悔しさを話していました。
初の黒星ということもあり落胆の表情を見せる選手もいますが、まだまだ4試合が終わったところです。
ゲームキャプテンの中野選手は試合後、
「多くの観客の方が尾道にまで来ていただいたのに、プレイで、結果で返せなかったことが本当に申し訳ない。」と話していました。
吉武監督も、
「多くの方にいい試合を見せれなかったことは非常に残念だった」と話しながらも、
「苦しい状況が続くことはもちろん予想していたのでこれからもそれは変わらないし、質を上げていくことだけです。3分1敗という結果でもちろん勝ち点としては物足りないですが、選手の経験としては悪くないんじゃないかと思っています。改善点、自分たちの足りない部分というのが見えてきてる。」
と、試合の反省はもちろん、現状の把握と課題を持って今後のシーズンの展望を話してくれました。
この日も本当に多くのサポーターが尾道まで駆けつけました。
この応援がFC今治の支えになるはずです。
まだ結果には結びついてないですが、ここは我慢です。
試合後に時間がないにもかかわらず丁寧にサインに応じるこの姿。
丁寧に応じすぎるサービス精神旺盛なレニーの姿もありましたが、こうした地道な活動がこれからのFC今治ファンの拡大につながります。
試合には尾道のサッカー少年たちも多く駆けつけてくれていたそうです。
嬉しい限りですね。
長いシーズンまだまだ4試合。
これからの活躍に期待です!
頑張れFC今治!