FC今治のホーム最終戦!今年も楽しませてくれてありがとう!
ホーム最終戦!今年もありがとう!
J3への昇格を逃したFC今治。
今年を締めくくるホーム最終戦が行われました。
この日もフットボールパークは最後まで手を抜くことなく大盛況。
マッチデースポンサーがありがとうサービスということもあり、俺のフレンチがスタジアムに登場。
だがしかし。
11時過ぎにはすでに一部完売という。
さすがの人気。
松山からパン屋さんも登場。
さらには海賊飯なるものも登場し、
赤い甲冑を身にまとった人もいるレベル。
いい輝きでした。
子供が遊べるスペースがかなり多め。
もうまさにサッカー。
この日は愛媛マンダリンパイレーツも応援にかけつけ野球との奇跡のコラボ。
選手が打ってます。
ステージでは、EXPG松山校のメンバーがダンス披露とレッスン。
そのあとはお笑い芸人ライブなんかも。
みかんの数量当てなどもあったり。
キックターゲットなんかも。
ほんとにいっぱいのアトラクションというか仕掛けがちりばめられております。
来季はさらにパワーアップするのか、しないのか。
楽しみですね。
この日はホーム最終戦ということもあり、こんな取り組みも。
UNITYタペストリー。
ちょっと英語がわかりませんが、選手へメッセージを届けるということだけはわかります。
地面に設置されている選手のタペストリーに、文字を書き入れます。
こういうことです。
いいですねぇ。
これがどこにいくんだろう。きっとイオンだろうな。商店街にこないかな。
この日は少し時間に余裕もあったため、スタジアム以外の部分も紹介できましたが、本当に試合時間の2時間前でも人がいっぱい。
この場所で半日は確実に遊べますね。
さて。そろそろ試合にいきましょうか。
昇格の可能性はなくなり、いわゆる「消化試合」にもかかわらず、観客数は3,682人。
5,000人満員には遠く及ばないものの、三連休の中日に多くの人が夢スタに足を運びました。
いやぁ素晴らしいですね。
試合前には、よく気絶をする人でおなじみ。
西川くん要するレギュラーが応援に駆けつけてくれました。
さすがです。
よく気絶してくれてました。
前列の小さな子供たちの困り顔がなんとも言えませんが、選手は試合前から当然締まった表情。
そんな引き締まった表情から、久しぶりに先発のGK通称今ちゃんのナイスボーイスでキックオフです。
前半は開始早々動きます。
前半2分。
この男。
本当によく決める男。
背番号10番FW桑島良汰選手。
実はこの選手。
今日の主役。
というか、ゴール決めまくり。
本人曰く、「6点決めるつもりでした。」
との試合後談。
その理由は、現在のJFL得点王争い。
この試合が始まる前に、1位の選手とは5ゴール差。
最終戦前に一旦抜き去ろうという魂胆だったそうです。
その魂胆通り、前半8分にまたも桑島選手。
もう止まりません。
6点取る構想は、「前半4点、後半2点」だったそうです。
結論から言うとこの日4得点を決めるわけですが、目標が6点だったため、「結果に関しては不満ですね。」と話していました。
強気です。
3点目は前半18分。
背番号6番中野圭選手。
前半早い時間であっという間に3得点。
珍しく派手なガッツポーズで歓声に応えていました。
チーム4点目は、もうみなさんおわかりですね?
呼吸するようにゴールを奪った男。桑島選手です。
ただ、ぼくのカメラとの相性が圧倒的に悪いようで、得点シーンを一個も納めることができませんでした。
7点中1点だけという欠点で本日は終了しております。
まあ、ゴールを撮るだけが仕事じゃないですからね!
強がっておきます。
前半はまだゴールを奪います。
背番号9番FW長尾善公選手。
やはり桑島選手との前線でのコンビネーションは抜群で、2アシスト1ゴールという成績。
文句なしのパフォーマンスですね。
あ、もちろんゴールシーンは撮れていません。
ここで前半終了。
前半のスコアは5−0。
吉武監督も試合後、「前半に関しては試合前に、まだお客さんが見たこともないサッカーをしようと言った通り、ゴールラッシュをお見せできてよかったです。」と話すように、圧倒的な内容で終えました。
そしてハーフタイムは、この3人組がパフォーマンス。
スダンナユズユリーのみなさん。
髪が赤いんです。
かっこかわいい。
そんな言葉を送ります。
素敵なパフォーマンスを終え、後半開始。
後半もまだゴールが生まれます。
立ち上がりすぐにゴールを奪われ迎えた後半18分。
もうさほど喜ばない男。
桑島選手です。
この日4得点目。
得点王争いでトップに1ゴール差に迫る一撃。
「前半で3点取ってたのですごく楽な気持ちで入れたんですけどね、1点しか取れなかって残念です。」
強気です。
その後すぐに、
またも笑顔を見せない男。背番号24番MF三田尚希選手。
会場は得点を決めるたびにタオルが回りますが、選手たちは結構冷静。
抱きつく人もいたりします。
ゴールを奪って嬉しくないわけないですからね。
喜びを爆発してもらいましょう。
そのあとに1点決められ、ファイナルスコアは、7−2での勝利。
野球レベルのスコアでホーム最終戦を締めくくりました。
ここからはいつもの選手紹介を長めに。
この日も積極的にゴール前に顔を出し、シュートを放った背番号7番DF片岡爽選手。
前線でチャンスメイクと決定的なシーンを多く演出した背番号8番MF上村岬選手。
最後列から積極的にゴールに絡むプレイを見せた、背番号18番DF小野田将人選手。
この日の影のMVPだと個人的に感じた、背番号14番FW長島滉大選手。
ドリブルの印象が強い長島選手も、20歳を迎えるにあたり、少しずつ変化が見られるようで、守備の意識がかなり強く、この日も前線からの積極的なプレスでボールを奪うシーンが多く見られました。
試合後話を聞くと、「もともとサイドでドリブルがんがんいくというよりも、フロントボランチというポジションで、仕掛けて散らしてを繰り返す方が自分としても合ってるのかなと思ってたので、今しっかり走れてプレイできてるのは楽しいです。守備の改善もしてるので、今は守備のこと褒められると嬉しいですね。」と、笑顔を見せてくれました。
後半途中には足の全部をつるという奇跡的なつり方をし、途中交代になりましたが、前日の軽いけがを押して出場し、見事その役目を果たしました。
8月以来久しぶりの出場で、高い技術を見せつけてくれた背番号29番MF可児壮隆選手。
久しぶりなので2枚載せておきます。
この日も安定した守備を見せつけ、ポストを叩くシュートも放った背番号32番DF牟田雄祐選手。
後半から途中出場し、勝利に貢献した背番号25番MF楠美圭史選手。
後半から途中出場し、勝利に貢献した背番号5番MF金子雄祐選手。
試合後のMVPは彼です。
キレキレかどうかはわかりませんが、オリジナルダンスを披露し会場を沸かせました。
沸かせたのかどうか。
試合後はいつもの「栄光の航海」の合唱。
いろんな表情があっていいですね。
楽しそう。
このバランス。
見事に高さのグラデーション。
いい感じです。
そして最後はセンターサークルに集まり、吉武監督のホーム最終戦を締めるご挨拶。
「試合に負けた時のみなさんの応援の言葉が私たちを救ってくれた。」と感謝を述べました。
クラッキも、
中野雅臣選手も、
ブバも、
イケメントリオも。
このメンバーで試合ができる最後のホーム戦でした。
いろいろあった1年で、悔しい1年でもありましたが、試合のテーマでもありました、「感謝」という言葉に尽きるんじゃないでしょうか。
応援団にも新しい小さな仲間も増え、
会場にはほんとに小さな子供達が多く訪れるようになりました。
このメンバーで、このスタッフでこけら落としを迎えて1年は、唯一無二だと思いますし、そこに立ち会えたファン、サポーターも貴重な経験だったと思います。
自分たちの故郷にプロチームができつつあり、さらに根付きつつある。
その萌芽を感じることができる1年だったと思います。
まだまだ有名な人の力を借りないといっぱいの人で埋めることはできないかもしませんが、少しずつファンが増え、夢スタに足を運ぶ人が少しずつでも増えることが近道なんだと思います。
選手たちはまだ1試合を残しますが、ホームでの試合はこれで終わりです。
また来季に向けた戦いが始まろうとしております。
これからも楽しみですね。
ファンだけでなく、選手も、さらにはスタッフまでもみんなが笑顔になれることが何よりも重要だと思っています。
そのためにも微力ながらみとん今治としても何かお手伝いができればと思っております。
いつもご覧いただいているみなさんありがとうございます。
圧倒的に身内びいきな内容ではありますが、これからも楽しんでいただければ幸いです。
もっといろんな人にFC今治の魅力が伝わればいいなと願い、これからも発信していきます。
今治のためとかいう大きなことを言うつもりはありませんが、関わる皆さんが少しでも笑顔になれるようなお手伝いができればと思っております。
最後になりますが、今ちゃんハッピーバースデー。