3連敗中のFC今治。悪夢を払拭し、優勝への可能性をつなげたのか。
3連敗の悪夢を払拭することはできたのか。
なにかと話題のFC今治。
現在、勝ち点差が並んでいるソニー仙台をホーム夢スタに迎えることとなりました。
試合前の順位は3位。
J3への昇格は、4位以内であることが必要です。残り試合はこの試合を含んで7試合。
まさに正念場だということです。
そんな勝負の10月20日。
なんとこの日会場に足を運んだのは、3,981人。
その正念場を感じ取ったのか、多くの人が会場に足を運びました。
観客数も多いことから、スタジアムグルメは行列がいくつも。
そんなスタジアムグルメもこの日は総選挙が行われていました。
さらに子どもたちに大人気のアトラクションも。
会場はハロウィンも近いということで仮装した方へのプレゼントもあったようですが、ちらほら観客の中に仮装した人がいたくらいだったでしょうか。
この日は無料でフェイスペイントが実施されており、多くの方がほほにFC今治のエンブレムをつけていました。
この日のマッチデースポンサーは日本食研ということもあり、バンコちゃんも会場入りです。
試合開始前には友近やっくんのミニライブも。
久しぶりに4000人近く集まった会場を盛り上げてくれます。
髪を黒く染めた修行選手、奥に見える久しぶりのスタメン出場の岡山選手に注目が集まります。
さらには前の試合からDFとして出場している飯泉選手にも注目です。
エスコートキッズの髪にある文字がかっこよかったです。
さて、白熱の試合に入りましょう。
前半から果敢に攻めます。
この日も巧みな駆け引きで決定機を作った背番号13番FW内村 圭宏(ウチムラ ヨシヒロ)選手<北海道コンサドーレ札幌>
この試合の中でも何度もポジションがかわり、どれもそつなくこなした背番号28番DF原田 亘(ハラダワタル)選手<日本体育大学>
決定的なチャンスと豊富な運動量を披露した背番号14番FW桑島良汰選手
背番号25番MF楠美圭史選手は試合中に口の上を負傷し、プレイに支障はないものの、コミュニケーションがとりづらいということもあり、前半のみの出場となりました。
背番号20番MF岡山和輝選手も、豊富な運動量と激しいチャージで相手ゴールへ迫ります。
そんな中迎えた前半12分。
逆サイドから送られたボールを背番号10番FW有間潤選手がトラップし、ペナルティエリア内に侵入。
このチャージでファールをゲット。
審判はペナルティスポットを指差します。
キッカーはもちろん有間選手。
これを冷静に蹴り込み、
先制点をゲットします。
ホームスタジアムが歓喜に包まれます。
前半はこのままいくかと思われた後半39分に、セットプレーからゴールを決められ、同点に追いつかれて前半を終了します。
ハーフタイムには、今治東中等教育学校なぎなた部のみなさんのパフォーマンス。
会場をさらにさらに盛り上げてくれます。
後半はさらに白熱した戦いに。
フル出場で前に後ろにフル稼働した背番号27番MF橋本 英郎(ハシモト ヒデオ)選手<東京ヴェルディ>
サイド攻撃で何度も右足でチャンスを作り続けた背番号3番DF駒野 友一(コマノ ユウイチ)選手<アビスパ福岡>
DFとして出場し、セットプレーでは前線に顔を出しアタックした背番号29番FW飯泉涼矢選手
キャプテンマークを巻いてチーの中心として守備から盛り立てた背番号4番DF園田拓也(ソノダ タクヤ)選手<ロアッソ熊本>
さらには後半開始から途中出場の背番号6番DF中野圭選手
セットプレーは迫力を増すものの、ゴールネットは揺らせません。
どちらも体を張って自分たちのゴールを死守し、結局後半は得点なし。
1−1のまま試合終了しました。
試合後の小野監督や選手も話していましたが、勝ち点3にこだわったものの、逆に猛攻を受けてなんとか勝ち点1を獲得するのみに終わりました。
まだすべての可能性が残ったまま。
勝ち続けるしかありませんし、応援するしかありません。
選手たちをまつ子どもたちは、おそらく笑顔であってほしいと願うはずです。
久しぶりに応援席の隅っこまでタッチをしている光景が。
今治にとってはサッカーはまだ5年生。
応援し始めて1年目の人も多いかもしれません。
そうした人を一人でまた来てもらうために、みんながおんなじ気持ちでいれることが大事ですね。
そして、今治にとって、隔週で小さなお祭りが夢スタで行われているんだと、そんな風に思う人がいっぱいいてくれたらなと個人的には思っています。
次のホーム戦は11月3日です。
ぜひみんなでお祭りに参加しましょう。