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ばりじんNo.46。ハンドメイド作家・佐々木美友さん。

毎日の心に華やかさを。

ばりじん46人目の紹介は、ハンドメイド作家の佐々木美友さんです。

lulu365 Instagram

四国中央市出身の佐々木さんが、就職後今治に来て、なぜハンドメイドを作り始めたのか。どうして今治に住むことになり、今もい続けているのか。などなど。

ぜひ最後までご覧ください。

食べることが大好きゆえの決断

「食べることが好き」これほど幸せなことはありませんが、その幸せを仕事にできる人はなかなかいないのかもしれません。その食べることが好きだという気持ち。実はさらに学生時代に好きだったあるものが、就職へのきっかけとなったようです。

ーーご出身は今治ですか。

いえ、私は四国中央市です。昔の土居町です。
「どいなか」って言われちゃうとこですね。笑

ーーなるほど。どんな学生生活でしたか。

けっこう真面目に生きてきましたね。笑

あと高校時代はボランティア部に入って地域のいろんな行事とかに参加してたりしました。

ーー高校を卒業してすぐ就職ですか?

いえいえ。高校2年の時に進路決めなきゃってなってからいろいろ考えたんですけど、そのときはもう「私、食べること好きだな」ってくらいしか思いつかなかったんですよね。

ーーそれだけですか。笑

これ本気なんですよ。しかも、ずっと学校の給食が好きだったんです。
一回も残したことなかったですんよ。あんなしっかり栄養も管理されて美味しいのって本当にすごいことなんですよ。

それで給食センターの栄養士さんにお礼の手紙も書いたりしてましたよ。

ーーえ、それはすごいですね。

でしょ。笑
それで、やっぱそこだなって思って管理栄養士になろうと思って進路を決めて、ちょっとセンター失敗しちゃったんですけど、長崎の大学に行きました。

めっちゃ遠くて、四国中央からだと7時間くらいかかるんですよ。笑

ーー大学ではどんな生活を。

まあそこでも真面目にすごしてましたよ。ぶれずにずっと管理栄養士になりたかったです。

ーーそこから管理栄養士の資格を。

そうですね。ちゃんと勉強して一発合格でした。

難しかった病院での勤務。

晴れて念願の管理栄養士になった佐々木さん。ただ、就職でもいろんな選択肢があった中で、今治の病院勤務となったのがスタート。そこから、想像とは少し違った仕事現場に立ち会うことになったようです。

ーー就職は地元でしようというのはなかったんですか。

あんまり選択肢としてはなかったですね。東京でもいいかなって思って行ってみたんですけど、電車に乗るのもままならなくて断念しました。笑

あと、九州はちょっと遠いからそれ以外がいいな〜ってなりました。

ーーやっぱり給食センターに就職しようと思ってたんですか。

そうなんですけど、管理栄養士っていう仕事は意外と募集が少ないんですよ。それに、激務だとどうしようみたいな感じにもなりました。

ーー他にも就職先の候補はあったんですか。

食品系とかお菓子とかの普通の企業も受けていましたよ。でも実習先の病院がすごくよかったので、病院で働こうと思って。

病院に入りましたね。

ーーなるほど。

あと、真面目に生きてきたので、親とかも病院とかのほうが喜ぶかなっていうのもありましたね。笑

ーーそれが今治だったわけですか。

そうです。そこから今治にきました。

ーー働いてみていかがでしたか。

正直かなりつらかったですね。自分のやりたかったこととは違いすぎて、働くってこんなにつらいんだって感じで毎日のように泣いてましたね。

ーーどこが辛かったですか。

4時半起きとかの仕事でしたし、管理栄養士の仕事というより調理の仕事がほとんどで、自分も不器用でうまくできなくて、なんかもうしんどかったですね。

ーーなるほど。想像とは違ってたわけですね。

そうです。しばらく続けてたんですけど、結婚をすることになったことをきっかけに辞めることにしました。

見つけた、自分の手を動かすという仕事

長年の夢だった管理栄養士の道に入ったものの、現実とのギャップにおしつぶされ、会社を辞め、そこからハンドメイドをやり始めるに至った経緯には、とりあえずなんでもやってみるという精神があったからのようです。

ーー辞めてからすぐハンドメイドって感じだったんですか。

いや、2ヶ月くらいはほんとにぼーっとしてたんです。でも、なにもしないのもつらいなぁってのもその時に気づきました。笑

ーーそこからなにを。

好きなことしなよって言われたんですけど、ずっと管理栄養士一筋だったのでそれもぱっと思いつかなかったんですよね。笑
とりあえず習い事でもって思って、スポーツジムとかみたいなのやってみたり。
それと昔から図工とか好きだったので、なにか手を動かしてみようというのはありましたね。

ーーなるほど。

そこから、おしゃれも好きだし、アクセも好きだし、自作はしたことなかったので自分で作ってみようと思ったのが最初ですね。

ーー料理のことを生かして飲食店とかで働くというのはなかったんですか。

あ〜。なかったですね。

なんかすごくのんびりしてる性格なので、おそらくバタバタした職場は無理なんだと思っています。笑

作るより食べる方が好きですし。笑

ーーハンドメイドはやってみていかがですか。

まだ初めて半年ちょっとなので、まだまだ未熟な部分は多いとは思いますけど、自分の作ったもので、自分も普段の生活に少しだけ自信がもてたりもするし、他の人に喜んでもらえることもあるので、すごく楽しみながらできています。

ーーアクセサリーがメインなんですか?

そうです。ピアスが好きで。ピアスって一番顔から近いじゃないですか。
それが華やかになると、すごく気持ちも上がりますしね。

ーーluluってどういう意味なんですか?

「素敵な人」っていう意味なんですけど、それに365をつけて、365日素敵な自分になろうっていう意味を込めてつけました。

やっぱりかわいいとか綺麗なアクセサリーを身につけるとテンション上がりますし、「華やかさ」をテーマに作品を作っています。

lulu365 Instagram

アクセサリーつけたらちょっと自信が増すっていうのがあるんで。

ーー管理栄養士はもう終わりですか。

もちろん食べることは好きですけど、私の料理で旦那さんも18キロくらい1年くらいで痩せたんですよ。

なので、今は多くの人をというよりは、身近な人をどんどん健康にしていければというくらいに思っています。

ーー大きな心境の変化ですね。

そうですね。ハンドメイドももちろん楽しいですし。
作るのはもちろんですけど、レッスンとかで誰かと一緒に作るのもまた楽しいんですよね。

ーー今後の展望みたいなのってありますか。

ん〜あんまり考えてないです。笑
ハンドメイドでしっかりお金をいただけるようになりたいというのはもちろんありますけど、それでがむしゃらにってわけではないですかね。

それで一人前になったらかっこいいですけど、やっぱり健康第一ですかね。笑

 


取材時は妊娠してすぐくらいのタイミングで、なんと健康の話を交えながらの話になりました。(ダイエットの話がすごかった。)

せわしなく働いた社会人時代から、結婚・妊娠を経て、精神的に安定した生活を送ることができているようです。

毎日に少しの華やかさをプラスし、女性に少しの自信をプラスしてくれるluluさん。

ママになって、また新たなluluさんが誕生するかもしれません。ぜひInstagramなどをチェックしてみてください。

 

佐々木美友・lulu365

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