大島に小高い丘にそびえたつ、老舗お寿司屋さん・喜多寿司。
小高い丘に立つ喜多寿司。
今回は、大島のお寿司屋さんである、喜多寿司さんを取材させていただきました。
大島は宮窪町の小高い丘のうえにそびえたつお店です。
丘を登っていく際に、立派な石造が見えてきます。
エントランスから、老舗の雰囲気が伝わってきます。
喜多寿司の歴史は約45年。
はじめは、海の近くの小さいお店で営まれていたそうです。
その後、平成元年に現在の場所に移転。
また、今年の緊急事態宣言を受け、その期間に修繕を含めた改装を行い、今年の7月にリニューアルオープンしました。
お部屋はテーブル席に加え、個室も。
また、最大60人が入るという大きなお部屋もあります。
瀬戸内海を一望できるロケーションで、景色を楽しみながらお食事も楽しめます。
メニューの中の一番人気は、喜多御膳。
今治の海鮮をふんだんに使った御膳になっており、ボリュームも満点です。
また、喜多寿司のこだわりは、お吸い物。
なんと、鯛のお頭が入った贅沢な一品。
器も大きいため、皆さん驚かれるそうです。
海鮮が苦手な方でも一緒に食事を楽しめるようにと、海鮮だけでなく、しゃぶしゃぶも用意されています。
家族でお肉かお魚か、意見が分かれたときなどにも最適ですね!
今回のリニューアルオープンを機に、新たに鯛釜めしを出すことにされたそうです。
ご要望以上にお応えする、こだわりと気遣いがたくさん散りばめられているお店です。
こちらのオーナーである門田さんをご紹介します。
笑顔が素敵な方で、今回の取材も快く受けてくださいました。
門田さんは今年の10月にお父様からこのお店を任され、代表取締役に。
地元の商工会議所から見ても、女性社長の誕生と、スムーズな事業継承という点において珍しいケースだそうで、期待が膨らんでいます。
しかし、昔は、このお店を継ぐことはあまり考えていなかったそうです。
実際、勉強したのは料理ではなく、お菓子作りの道。
そのため、妹さんとカフェを営んでいたこともあったそうです。
しかし、改めて大島から喜多寿司がなくなるのは嫌だ!と考え、お店を継ぐことになりました。
大島で生まれ育ったため、島がとても好きだとおっしゃいます。
そのため、お店を通して大好きな島を活性化させたいという思いもあるそうです。
また、こだわりは「できるだけ笑顔で接客して、お客様にも笑顔でかえっていただくこと」。
喜多寿司というイメージにぴったりの方でした。
リニューアルに代替わり、今年の喜多寿司では心機一転の出来事ばかりだったようです。
喜多寿司は土日がたいへん混み合うそうです。そのため、予約をされていないと入れないこともあります。
島にわざわざ来ていただいて、お断りするのは申し訳ないため、必ず予約をしてきてほしいと、門田さんはおっしゃいます。
ぜひ事前に予約をして、喜多寿司をお楽しみください。
喜多寿司
今治市宮窪町宮窪2214
0897-86-2170
11:30〜14:00
17:00〜21:00
定休日:火曜日・第二月曜日の夜