今治に初のJリーグチームが誕生!FC今治が昇格条件を満たしJ3への切符!
苦しみの末掴んだJへの切符。
この記事を読む頃にはいろんなところで「FC今治昇格したってよ。」という言葉が今治の町中で飛び交っていることを望みながら筆をとっています。
晴天に恵まれたこの日。
「昇格の可能性がある試合」ということもあり、早くから会場に多くの人が駆けつけていました。
めちゃくちゃおっきいワンちゃんも応援に。
消防車も登場したり、
海賊・忍者体験なるものも開催されていました。
おそらくいつもスタジアムにくる観客のみなさんにも「今日決まるんじゃないか」という気持ちがありながらの観戦だったはずです。
ただ、昇格の条件は「FC今治が勝利かつ5位6位の両チームが引き分け以下」という厳しいもの。
他会場の結果次第で決まるというものでした。
内村選手も入念なアップで気合い十分。
試合前には、プロレス団体NOAHの現ヘビー級王者清宮海斗さんも応援に駆けつけました。
体いかつかった。。。
昇格の決まる一戦。気合いの入った表情でピッチに選手たちが登場です。
前節で先制点を決め、この日も先発出場の背番号9番MF玉城峻吾選手
この写真が物語るように、全力でボールを追いかけました。
いつもよりさらに一段と気合いの入ったプレイを見せてくれた背番号13番FW内村 圭宏(ウチムラ ヨシヒロ)選手<北海道コンサドーレ札幌>
惜しくもシュートは枠内に飛びませんでしたが、前線からのプレス、相手とのかけひきで守備の固いマルヤスを翻弄しました。
得点こそなかったものの、なんどもゴール前に詰め寄った背番号14番FW桑島良汰選手。
固い守備を崩すためになんども前線の守備からチャレンジしていました。
久しぶりの先発出場だった背番号7番DF山田 貴文選手。
果敢な攻撃参加と賢明な守備で前に後ろに豊富な運動量を見せてくれました。
そして迎えた前半27分。
内村選手からの丁寧なパスを、
右足で(ピント問題)、
流し込みます(ピント問題)。
「FC今治の歴史に残るために、この試合を含めた残り3試合でゴールを狙う」と宣言していた背番号27番MF橋本 英郎(ハシモト ヒデオ)選手<東京ヴェルディ>
2019年シーズンの27節。
背番号27番が決めました。
観客も大声援。
結果的にはこのゴールが決勝点。
ハーフタイムには、Do-c.ダンスクラスのみなさんがダンスを披露。
軽快なダンスでスタジアムをさらに盛り上げます。
ここから後半に入ります。
途中ですが言っておきます。今日は長いです。
後半もチャンスこそ多くないものの、いつもの倍は走っているんじゃないかという運動量で選手たちも駆け抜けます。
まさに安定感と相手への脅威をどちらも併せ持つ背番号3番DF駒野 友一(コマノ ユウイチ)選手<アビスパ福岡>
DFとして出場しながら、終盤には前でもチャンスを演出した背番号29番FW飯泉涼矢選手。
後半にはこんな瞬間も。
背番号13番FW内村圭宏選手の華麗なオーバーヘッドキック。
後半から途中出場した背番号30番MF長島滉大選手。
ゴールこそなりませんでしたが、最後まで走り続けました。
試合終了直前からベンチもそわそわ。
観客席もそわそわ。
勝利の瞬間に確定こそしなかったものの、数分後には他会場の結果が到着。
まさに悲願達成。
歓喜の輪が広がりました。
方を組んでの栄光の航海もいつもより心地よく聞こえます。
FCマルヤス岡崎のサポーターのみなさんの温かいお言葉。
用意していただいていたことがなにより嬉しいですね。ありがとうございます。
いつもより観客のみなさんも多く残り、選手たちを称えます。
そしてなにより、嬉しい選手たち。そしてスタッフの皆さん。
感極まる人もいましたが、やはりみんなの笑顔が眩しく映りました。
最高じゃないですか。
勝つって素晴らしい。
こちらも歓喜の抱擁からの。
昇格記念のTシャツでピッチを歩き回ります。
もちろんファンも大喜び。
会場全体が幸せのオーラで包まれました。
最後には主将の太田康介選手からの挨拶もあり、
Jの鍵というアイテムも手に入れたようです。
はしゃぐ。
はしゃぐ。
最高の笑顔がはじけます。
オチをつけるならこの人。
透かしをくらって大喜び。何をやっても楽しい瞬間です。
最後には小野監督も胴上げ。
しっかり下に落とすというこちらもオチをつけていましたが、試合後の会見で「誰がやったかは覚えている」という発言も飛び出していました。
何をやっても楽しくなる不思議な魔法。
「昇格」
FC今治を見続けてきて2度目の昇格の瞬間に立ち会うことができました。
(3年前JFLへの昇格が決まった試合)
今見直しても、泣けてくるJFLへの昇格の瞬間。
(3年前JFLへの昇格が決まった試合)
そこから3年。来年からは次の舞台に進むことになります。
この頃のメンバーも少なくなってきましたが、新しい選手たちと一緒に今のFC今治でついにJの舞台に立つことができます。
今治にとって初めてのプロチームの誕生です。
この日歴史的な瞬間に立ち会えた3,381名のみなさん。
テレビやYouTubeの前で応援していたみなさん。
これからもっと今治は盛り上がっていきます。
その礎となったFC今治の歴史と一緒に次の新たな歴史を作っていきましょう。
残りホーム戦は2試合あります。
ぜひ選手たちを、会場を支えるみなさんを生で見てみてください。何か感じるものがあると思います。
とにかく昇格おめでとう!泣きそうだったけど耐えた!
ありがとうFC今治。
選手の詳しいインタビューも掲載しております。ぜひこちらも合わせてご覧ください!