今治の守護神へ。愛媛出身GK岡田慎司選手。
愛媛出身GK!今治の守護神へ。
本日から開幕前日まで11日連続で背番号順に毎日新加入選手を紹介していきます。
開幕までの毎日19時の投稿をぜひお楽しみください。
FC今治新加入選手紹介の第一弾は、愛媛県出身のGK岡田慎司選手です。
今治に来るまで。
愛媛県出身の岡田選手。
重信中学校から松山工業高校を経て、大学は関西のサッカーの名門びわこ成蹊スポーツ大学に進学。
松山工業は背番号6番DF中野圭選手の母校でもあり、地元愛媛での先輩後輩が誕生してます。
大学生活最後の年には関西学生リーグで優勝、全国大会ではベスト8という輝かしい成績を収めていました。
(※びわこ成蹊スポーツ大学サッカー部HPより。右上が岡田選手)
次第に気持ちは「サッカーを続けたい。」と思うようになり、大学卒業後の進路は「Jリーグでプレイしたい。」という気持ちをもつようになっていたそうです。
加入のきっかけ。
大学4年生の夏にはFC今治にも練習参加をしており、その時の印象も「いい緊張感で練習に参加でき、みんなすごくフレンドリーだったのでその時の印象もすごくよかったです。」と話します。
そして、「冬のインカレ終了後にGM高司さんから連絡をいただきました。地元のチームということもありますし、自分の目標としているJでのプレイも十分狙えるし、さらには注目度も高いということで、それほど迷いはなかったです。」
とその経緯を話していただきました。
今治の印象。
実は愛媛県出身といっても、高校時代を含めて今治は通過するだけで来たことがないという事実が発覚。
しかも、現在実家から1時間かけて車で今治に通っているという事実も判明し、しばらく今治を楽しむことが難しくなりそうです。
ただ、温泉に行くのが好きだそうで、
「基本的に一人行動が好きなんですよね。予定を立てずに思い立ったまま行動するのが好きです。なので、あんまり車通勤も苦じゃないんですよね。」
そんな岡田選手にチームの印象を聞いてみると、
「やっぱり戦術とかの部分で難しいですね。でも、逆にそれが楽しくもあります。FC今治の場合はGKも攻撃につながる重要なポジションだったりもするので、自分の特徴をうまく活かせるんじゃないかと思ってます。」
「プレイ以外の部分でも同世代の選手も多くて、一緒に携帯のゲームしたり、普通だなと。笑
ベテランの選手もすごくぼくたちに気を配ってくれてますし、すごく入りやすかったです。
ただ、ぼくの場合はまってるゲームはつむつむランドなんでレアですけどね。笑」
自分の特徴。
「自分の特徴は攻撃につながるパントへの自信は絶対なものがあります。そこはJリーグでプレイするGKの中でもなかなか負けてないと思ってます。FC今治の戦術を考えると、自分もフィットできるんじゃないかなと思ってます。」
ただ、GKというポジションは試合に出れる人は常に一人でその難しさも認識していて、
「クラッキについては、外国人と一緒のチームになったことがないのでかなり新鮮で、シュートストップについてもすごいなと。そして今川選手も、チームを鼓舞するようなリーダーシップなんかもあったりして、チームメイトの信頼感と経験も含めてまだまだ自分には足りない部分があるなと感じてます。」
チーム内にライバルがいることも刺激となり、さらなる成長が期待できます。
今シーズンの抱負。
最後に今シーズンの抱負を伺いました。
「まずは試合に出場することが第一ですね。1年目はどうしても他の2人と比べるとやっぱり経験や信頼感が足りないと思うので、まずは出場するために努力すること。そして、10試合出場をとりあえず個人の目標です。それと、ホームの満員のファンの中でピッチに立ちたいですね。あの雰囲気を中で感じたいです。」
そして、
「とにかくJ3へ昇格すること。自分の持ち味のパントキックを生かして、勝利に貢献したいと思います。そして、自分が今治の守護神と呼ばれるようになりたいです。」
と力強く話してくれました。
取材を通じてまっすぐな眼と、しっかりとしたビジョンを持ち話す姿は大学卒業1年目とは思えない落ち着きっぷりでした。
自分の性格を「不器用だ」と表現するものの、それは実直さの裏返しでもあると思います。
愛媛県出身選手として注目度は否が応でも高まる中で、経験を積み信頼度を高め、満員の夢スタのピッチで躍動する姿が多く見えることを思わず期待してしまいます。